キャッシュレス化をする3つのデメリットと解決方法

「うちの店舗もキャッシュレス化したいけど、デメリットもあるみたいだから踏み切れないな……」
とお困りの事業者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、店舗をキャッシュレス化するデメリットとその解決方法をご紹介いたします。
キャッシュレス化を進めるか検討中の事業者様は、ぜひ参考にしてみてください。

もちろん、キャッシュレス化するメリットもたくさんあるので、以下の記事もあわせてご覧ください。

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キャッシュレス化をするデメリットと解決方法

それではさっそく、キャッシュレス化をするデメリットと、各デメリットの解決方法をご紹介していきます。

デメリット①コストがかかる

当たり前ですが、キャッシュレス化をすることによって決済端末の導入コストと加盟店手数料が発生します。

決済端末はリーズナブルなものも登場していますが、POSレジと連動できるタイプであれば数万円します。
また、クレジットカード決済を導入すると、店舗側は決済代行会社へ加盟店手数料を支払う必要があります。
加盟店手数料の相場は1~10％と幅広く、加盟店の業種や規模などによって異なります。

加盟店手数料の業種や規模ごとの相場が知りたい事業者様は、以下の記事をご覧ください。

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デメリット①の解決方法：補助金制度を利用する

キャッシュレス化するとコストがかかるというデメリットは、補助金制度を利用するという方法で解決できます。

まず、経済産業省から交付される『キャッシュレス・消費者還元事業』の補助金制度を利用すれば、決済端末等の導入費用を国や決済事業者が負担してくれます。
つまり、店舗側が負担する導入費用は完全無料にできるということです。
さらに、加盟店手数料の3分の1の金額の補助金を受け取ることもできます。

キャッシュレス・消費者還元事業に関してもっと詳しく知りたい事業者様は、ぜひ以下の記事もあわせてご覧ください。

また、経済産業省の補助金以外にも、独自の補助金制度を導入している自治体もありますので、ぜひ確認してみてください。

関連記事：キャッシュレス決済の端末機器導入時に使える3つの補助金

デメリット②決済から入金までに時間がかかる

お客様が店舗でキャッシュレス決済をしてから、実際に店舗に入金がされるまでには時間差が発生してしまうというデメリットもあります。
なぜなら多くの場合、一定期間分のキャッシュレス決済の売上が、毎月決まった支払日に入金されるという仕組みですだからです。

現金払いの売上だったらすぐさま資金化できますが、クレジットカード決済による売上はすぐ資金化できません。
そのため、キャッシュフローが悪化しまうこともあります。

デメリット②の解決方法：入金サイクルが短い決済サービスを選ぶ

入金までの時間差をなるべく短くしたいという事業者様は、1ヶ月に複数の支払日を設定して入金サイクルを早められるサービスを選ぶようにしましょう。
中には、毎日を支払日に設定できるサービスも登場しています。

ただし、振込手数料が高くなるといったデメリットもありますので注意が必要です。

関連記事：決済代行会社の失敗しない選び方とは？EMEAO!業者選定ガイド【決済代行】

デメリット③従業員に使い方を教える手間暇がかかる

キャッシュレス化をすすめると、従業員に決済端末の使い方を教育する手間暇がかかるといったデメリットもあります。
従業員が操作に慣れるまでは、ミスが発生することもあるでしょう。

また、教育をする前に、操作方法やミスが発生したときの対応方法などをまとめたマニュアルを制作する必要もあります。

デメリット③の解決方法：操作性の高い決済端末を選ぶ

決済端末と一口にいっても、さまざまなタイプのものがあります。
「従業員に使い方を教える手間暇をできるだけ少なくしたい」
という事業者様は、操作が簡単かどうかという点を重視して決済端末を選ぶようにしましょう。

操作がシンプルな決済端末であれば、操作方法を教える手間暇を減らし、操作ミスも減らすことができます。
可能であれば、事業者様が実際に使用してみて使いやすいと思った機種を採用してみてください。

キャッシュレス化するデメリットは事前に知っておけば解決できる！

以上、店舗のキャッシュレス化をするデメリットとその解決方法をご紹介してきました。
「コストがかかる」「決済から入金までに時間がかかる」「従業員に使い方を教える手間暇がかかる」というデメリットはありますが、どれも解決する方法があります。
ぜひ本記事を参考にキャッシュレス化を進めてみてください。

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