ポスティングと路上のチラシ配布それぞれのメリット・デメリットは?
公開日:2019.10.28 最終更新日:2024.03.06
※この記事は2020年6月2日に更新されました。
インターネット広告が急速に普及している現代においても、紙媒体による広告宣伝方法にも意外と高い宣伝効果があります。
とはいえ、紙媒体による広告宣伝といっても、ポスティングやチラシ配布などいくつかの方法があります。
どの方法を選べばよいのでしょうか?
ここでは、ポスティングと路上でのチラシ配布の違いを解説していきます。
自社の広告手段にお悩みの事業者様は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
ポスティングの特徴
ポスティングとは、チラシを一般家庭の郵便受けに入れていく広告宣伝方法です。
配布先は住居なので、ターゲットが多く住んでいるエリアを選ぶことが重要です。
ほか、配布に向いている業種など、ポスティングに関して詳しくはこちらの記事で解説しています。
ポスティングのメリット
チラシ配布と比較した際、ポスティングのメリットは大きく分けて3つ挙げることができます。
ポスティングのメリット
- エリアを絞って集中的に宣伝できる
- 建物の特徴に基づいてターゲットを狙い撃ちできる
- 媒体を見てもらえる確立が高い
ポスティングの最大のメリットは、配布エリアと住居の2点から、ターゲットをある程度絞ることができるという点です。
例えば、宅配ピザ店の宣伝チラシであれば配達対応エリアに限定してポスティングをすることができるため、エリア外の住居に配布してしまうということがなく、無駄のない宣伝ができます。
また、スーパーの宣伝チラシであれば主婦が多く住んでいる集合住宅に配布すればよいのです。
このように、住民の顔を直接見ずとも、建物の特徴である程度住民の特徴が絞れます。
ポスティング会社によっては、独自のデータに基づいて外側からわかる間取りなどから世帯年収を予想し、一定の年収のある層にのみ絞ることすらも可能です。
また、ポスティングのチラシは受け取った側が最終的には捨てるにしても、必要な郵便物と分けるために一度は目にします。
そのため、断られれば受け取ってもらうことのできないチラシ配布よりもアピールするチャンスがあるということです。
チラシにセール情報や割引クーポンが記載されていると、つい取っておきたくなる人もいるでしょう。
ポスティングのデメリット
一方、ポスティングには自社へのクレームに繋がってしまうかもしれないというデメリットがあります。
ポストにチラシを入れられると不快に感じる人も少なからずいるからです。
基本的にはポスティングのチラシにポスティング会社の情報を載せることはないため、住民がチラシを不快に感じた場合はポスティング会社ではなく広告主にクレームを入れることがほとんどでしょう。
デメリットを回避するためには、クレーム対策をしっかりと行っているポスティング会社に依頼することが一番です。
路上のチラシ配布の特徴
チラシ配布は、まとまった数のチラシを用意して路上に立ち、道行く人々に直接手渡す広告宣伝方法です。
駅前や人通りの多い交差点、商店街などによく配布スタッフが立っています。
配布する日時や場所の選択が重要となってきます。
路上のチラシ配布のメリット
路上でチラシを配布する方法を選ぶメリットは3つあります。
チラシ配布のメリット
- 老若男女がターゲットとなる
- 配布スタッフがターゲットを選別できる
- 自社スタッフで効率的に行うこともできる
路上のチラシ配布であれば、その場所を通る老若男女のあらゆる層が配布対象となります。
同時に、道行く人の外見を直接見ながら配布することができるため、若い男性だけ、女性だけ、中高年だけなどとターゲットを絞って配ることも可能です。
また、例えばお店が暇な時間に従業員に店の前でチラシを配ってもらうなど、空き時間やリソースを無駄なく使うことができます。
路上のチラシ配布のデメリット
一方、路上でのチラシ配布には1つだけデメリットがあります。
それは、受取率が低く配布できる数が少ないという点です。
街で配られるティッシュは、受け取りを拒否されることも多いものです。
受け取ってもらえなければ会社やお店の名前すらも知ってもらえないため、広告効果もそれだけ低くなります。
特に、寒い季節はチラシは手が乾燥して冷たくなるため受け取ってもらえないということもあります。
対策として、費用はかさんでしまいますが、カイロやポケットティッシュなど受け取る側にとってメリットとなるものを付与するという方法があります。
ポスティングとチラシ配りの反響率を上げるコツ
ポスティングとチラシ配りのメリットとデメリットを見ていただいたので、最後に反響率を上げるコツをご紹介します。
ポスティングとチラシ配りは一見違うように見えますが、反響率を上げるためにやることはほとんど同じといえるでしょう。
コツ①チラシを見てもらえるようにデザインする
まず、受け取ってもらったら一瞬でもチラシを見てほしいですよね?
ポスティングまたはチラシ配りを行っている会社なら、チラシのデザインから作ってくれることがあります。
中にはチラシを目立たせるノウハウも持っている会社もあるので、デザインはプロに頼みましょう。
関連記事:ポスティングの反響が上がるチラシデザインの3つのポイント
コツ②ターゲットを絞る
チラシをやみくもに配っても反響は薄いでしょう。
欲しい客層がどこにいるのかを把握してから配布を行えば、反響率を上げることができます。
コツ③ターゲットに合った時間を決める
チラシを配る時間帯も大事なポイントです。
ターゲットがチラシに興味を持ってくれたら、すぐに足を運んでくれやすい時間帯に配りましょう。
例えば、主婦層を狙うのなら午前中からお昼過ぎに配り、会社員ならランチタイムや夕方以降に配ることで、ターゲットと多く出会うことができます。
ポスティングとチラシ配布はメリットをとるか、デメリットをとるかで大きく異なる
以上、路上のチラシ配布とポスティングの特徴について、解説してきました。
それぞれにメリット・デメリットがあるということをご理解いただけたでしょうか?
わかりやすくまとめると、ポスティングは広く宣伝できるがクレームのリスクがあり、チラシ配布はクレームは抑えられるが受取率も低いという点が大きな違いです。
本記事を参考に、適切な宣伝方法はどちらか検討してみてください。
「それならばポスティングを使ってみたいけど、クレームになるのは嫌だなぁ……」
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。