ISO認証取得の際に従業員にかかる負担を減らす3つのポイント
公開日:2019.11.01 最終更新日:2020.04.17
ISO認証を取得するとさまざまなメリットが得られますが、取得にはかなりの手間と時間が必要です。
「ISO認証を取得したいが、業務と並行して準備を進めると従業員に負担がかかりすぎる……」
とお悩みの事業者様もいらっしゃることでしょう。
そこで本記事では、ISO認証取得において従業員の負担を減らすためのポイントをご紹介します。
負担を最小限に抑えてISO認証を取得したいと考えの事業者様は、ぜひご一読ください。
- ISO認証取得の際に従業員にかかる負担を減らすためのポイント
ISO認証取得の際に従業員にかかる負担を減らすためのポイントとは?
それではさっそく、ISO認証取得をする際、従業員にかかる負担を軽減するための3つのポイントを紹介していきます。
ポイント①トップが具体的な指示をする
ISO認証取得のための準備をスムーズに進めるためには、企業のトップが意思決定をして指示を出すことが重要です。
ISO認証取得のプロジェクトを任された担当者は、ISO規格に沿った新しいシステムを構築するために、様々なルール作成・変更を迫られます。
しかし、新しいルールを現場に適用した時、他の社員になかなか受け入れてもらいにくい場合も……。
一方、企業のトップからの指示であれば、新しいルールであっても受け入れてもらいやすいでしょう。
つまり、ある程度具体的な指示はトップからすることによって、ISO認証取得のための準備を進める担当者の負担を減らすことができるというわけです。
ポイント②文書管理システムを導入する
ISO認証を取得する際、大きな課題の一つとなるのが文書管理です。
膨大なマニュアル作成と情報の共有・文書管理などをすべて従業員が手作業で行っていたら、いくら時間があっても足りません。
手作業で文書管理を行う手間を減らすためには、文書管理システムを導入することをおすすめします。
システムを導入すればファイルの検索や従業員同士の情報共有がしやすくなり、文書管理を行う従業員の負担を減らすことができるでしょう。
ポイント③ISO取得コンサルティング会社に依頼する
ISO認証を取得する際にかかる従業員の負担を軽減するため、ISO取得コンサルティング会社に依頼するのも一つの方法です。
ISO認証の取得支援を行っているコンサル会社に依頼すれば、専門家がリードしてくれるため、簡単かつスムーズにプロジェクトを進めることができます。
例えばマニュアル作成やクレーム対応の想定問答集など、従業員が一から自身で作成するとなると膨大な量になってしまいます。
しかし、コンサル会社に文書のテンプレートを提供してもらえば、作業の手間をかなりはぶくことができます。
業者やプランによっては、文書の作成を一任することも可能です。
ただし、コンサル会社に丸投げしてしまうと、コストが高くなったり従業員の意識が向上しなかったりという問題も出てきますので、注意しましょう。
ISO認証取得の際に従業員にかかる負担を減らすために、システム導入やコンサル会社への依頼を検討しよう!
以上、ISO認証取得の際、従業員にかかる負担を減らすポイントを紹介してきました。
ISO認証取得のためには、社員全員が一丸となって企業改革に取り組む必要があります。
しかし、ISO認証取得のための準備を進めた結果、現状の業務に支障が出ては元も子もありません。
従業員の負担を最小限に抑えてISO認証を取得するために、トップ自ら指示を出したり、文書管理システムを導入したり、コンサル会社にサポートを依頼するなどの工夫をしましょう!
「従業員に負担をかけないためにも、コンサル会社に依頼してISO取得を目指したい!」
と思われた事業者様は、ぜひEMEAO!コンシェルジュにご相談ください。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!