エコステージとは何か?認証を取得する3つのメリット
公開日:2019.11.12 最終更新日:2021.08.10
エコステージは、ISO14001に比べて比較的安価で従業員の負担も少なく取得できるEMS認証です。
「ISO14001の取得は負担が大きすぎるが、エコステージは名前くらいしか知らない」
そうお困りのの事業者様は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、『エコステージ』とは何かを認証取得の3つのメリットと併せてざっくりご紹介いたします。
エコステージの認証取得をご検討中の事業者様は、ぜひ参考になさってください。
- エコステージの概要
- エコステージの認証を取得する3つのメリット
そもそもエコステージとは?
エコステージはISO14001の認証取得にむけて、段階的に社内の体制を整えるための支援システムです。
ISO14001の認証取得にはクリアしなければならない課題が多く、認証取得までにかなりの時間と手間がかかります。
エコステージでは、それらISO14001認証取得にクリアしなければならない課題が、段階的に設定されています。
そして各段階をクリアするごとに、段階に対応する認証を与えようというのがエコステージの概要です。
エコステージのステージ段階をあげることで将来的にISO14001の取得もできます。
エコステージを認証取得する3つのメリット
エコステージの認証取得に取り組むメリットは、ざっくり以下の3つです。
エコステージを認証取得するメリット
- 環境活動を通じた業務改善ができる
- 5つのステージから企業規模・目的・資金面の負担に応じた認証取得ができる
- 企業の個別課題の解決に取り組める
以下からは、それぞれのエコステージの認証取得に取り組むメリットをご紹介していきます。
メリット①環境活動を通じた業務改善ができる
エコステージの認証取得の過程で、環境活動を通じた業務改善ができます。
エコステージにおける環境目標は、評価員と相談の上決定可能です。
そのため、自社に無理なくPDCAサイクルを回せる範囲の目標にすることで、環境活動の具体的な取り組みの視覚化ができ、効率的な業務改善を行うことができます。
また、具体的な目標と取り組みを視覚化することで、従業員の環境に対する意識の向上や、対外的なイメージアップにも繋がるでしょう。
メリット②5つのステージから企業規模・目的・資金面の負担に応じた認証取得ができる
エコステージは5段階のステージで構成されています。
具体的には、ステージ1では基本的な環境経営システムの構築、ステージ5では環境経営システムの構築・運用から環境報告書の開示までといったように、水準が段階的に設定されています。
そのため、企業規模・目的・資金面の負担に応じた段階のエコステージの認証取得ができます。
またエコステージ2の認証は、ISO14001の環境マネジメントと同等の水準に達していると認められるため、信頼性も高くなります。
メリット③企業の個別課題の解決に取り組める
環境経営システムを構築するにあたって、企業別に抱えた個別の課題が明らかになることでしょう。
エコステージは基本的に5段階のステージに分けられていますが、他にもエコステージ協会によるステージがあり、企業の個別課題の解決に取り組むことができます。
たとえば、商店街やショッピングモールなど、一つの区域内に個々の組織が存在する場合、それらをひとまとめと考えた『グループエコステージ』の認証取得が可能です。
グループエコステージ認証を取得すれば、対象地域全体の環境経営に対する信頼が得られます。
エコステージとはステージの段階ごとの認証を得られるシステム
以上、エコステージの概要と3つのメリットを解説してきました。
エコステージはステージ段階ごとに環境マネジメントシステム(EMS)の認証が得られる仕組みです。
評価員と相談して自社にあった目標を設定できるため、EMS認証取得を無理なく行うことが可能です。
ほかにも企業の個別の課題に対応したステージも用意しているため、自社に適したステージを選択して、EMS認証の取得を目指しましょう。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!