Pマーク取得に必須のSSLとは?対処方法・対処すべきケースを解説
公開日:2020.01.21 最終更新日:2020.03.05
Pマークの審査合格に必要な要素として、「SSL」はweb上のセキュリティ対策に関わる重要な項目の1つです。
これから取得を目指す事業者様のなかには、そもそもSSLがなにか分からない方や、どのような場面で必要なのか分からない方も多いと思いのではないでしょうか?
そこで本記事では、SSLとはなにか、どのような場面で活用できるかを解説します。
web上のセキュリティ対策としてSSLを知っておきたい事業者様は、ぜひご一読ください。
- SSLとは何か
- Pマーク取得時にどのような場面でSSLが必要になるか
- SSLが必要でない場合
SSLとはなに?
SSLとは、web上にあるデータを暗号化してセキュリティを高める技術のことです。適切に個人情報を取り扱っていることを認証するPマークを取得するためには、web上においてもセキュリティがしっかりしていると証明する必要があり、そのためにSSLが重視されています。
SSL化をしているWebサイトの特徴は、URLが「http://~」から「https://」という表記になります。
SSLを導入しているページの場合、サーバーに送信された情報は公開鍵によって暗号化されるため、非常に機密性の高い情報のやり取りも安全に行うことができます。
Pマーク取得の際、SSLに関して対応すべきケースは?
Pマークの取得を希望する自社のサイトにおいて、個人情報やクレジットカード情報を送信するフォームがある場合は特にSSL化するべきといえます。
web上から個人情報や金銭に関わる情報が漏洩することは、自社にとって致命的なトラブルにつながり場合によっては経営そのものが破綻に追い込まれる可能性さえあります。
特に個人情報保護を目的としたPマークの取得では、対策するべき重要項目の1つであるといえます。
SSL化が必須な例としては、下記のようなページが該当します。
SSL化すべきページの例
- ECサイト
- お問い合わせフォーム
- 資料請求フォーム
- 会員登録フォーム
- ログインフォーム
ページをSSL化したい場合は、レンタルサーバー業者にて所定の手続きを行うことによりSSL証明書が発行されます。
SSLが必要でない場合
Pマーク取得において上記にて紹介したようなフォームのあるページはSSL化が必須ですが、そもそも個人情報に関わるフォームやページをが無ければSSLは必要ありません。
例えば現在個人情報を扱うフォームを設置していたとしても、他の連絡手段と比べてフォームを通したお問い合わせが来る頻度が低い、またはいたずら目的のお問い合わせが多いといった場合はフォームを削除することでSSL化する手間もなくセキュリティ性を保てます。
利用頻度の低い、また売上への直結があまり見込まれないフォームであれば、Pマークの審査や運用となった際にかえってコストがかかるため、改めて設置自体を見直すことも1つの手段です。
SSLとはweb上での個人情報・機密情報を暗号化する技術
今回は、Pマーク審査における必要項目のひとつであるSSLについて解説してきました。
SSLとは、web上のデータ情報を暗号化することができる技術です。
SSLの導入によって、Web上でも個人情報を安全にやり取りすることができ、Pマークの取得審査の項目の1つとして、対応しておいたほうがよい作業といえます。
特に個人情報やクレジット情報などの漏洩が許されない機密情報を取り扱う場合は、SSL化したほうがよいといえるでしょう。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!