2020.01.20

ISMSとPマークの違いとは?取得に適した企業の特徴とともに解説

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編集部員 城下

EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!

取引先や顧客の信用を得るため、ISO認証やPマークの取得を進めている企業は増えています。
しかし、中には役割が似ているものもあるため、どの認証が自社と一番相性が良いのかわからないとお悩みの事業者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、情報セキュリティに関する認証という点で共通しているISMS(ISO27001)とPマークの違いを解説していきます。

この記事でわかること
  • ISMS(ISO27001)認証とPマークの違い
  • それぞれの取得に向いている企業の特徴

ISMS(ISO27001)認証とは

ISMS(ISO27001)認証は、ISO認証のひとつで、企業における情報の取り扱いに関するセキュリティ対策を証明するものです。

ISMS認証の取得メリットについては下記の記事をご覧ください。

ここからは、Pマークと比較する際の特徴を解説していきます。

ISMS(ISO27001)認証の特徴

ISMS(ISO27001)認証には下記のような特徴があります。

ISMS認証の特徴

  • 管理対象…個人情報を含むすべての情報
  • 規格…日本工業規格および国際標準規格
  • 適用範囲…企業全体、もしくは事業所単位・部門単位

ISMS認証は管理対象や規格の範囲が広く、用途・目的に応じて適宜、必要な範囲のみでの取得が可能です。
また、ISMS認証の場合は審査のために必要なセキュリティ対策は適宜環境に合わせた運用ルールの作成が求められています。

どのような企業でも決められた画一的なルールの運用が決められているのではなく、適用範囲や扱う情報の種類に適した合理的な体制や文書を作成することができます。

ISMS(ISO27001)認証の取得に適した企業

ISMS認証は適用範囲が個人情報のみならず、企業が扱っているすべての情報を対象としています。
また、対象規格であるISO27001が国際標準規格であるため、日本国外でも適用が可能です。

上記を踏まえて、PマークよりもISMSの取得に適した企業の特徴を紹介します。

ISMS認証の取得に適した企業

  • 個人情報以外の機密情報(技術など)のやり取りが多い
  • 海外に拠点がある
  • 海外企業との取引がある
  • 海外の顧客が多い
  • 特定の部門や事業所での取得を考えている

Pマークとは

Pマーク(プライバシーマーク)とは、個人情報保護マネジメントシステムの構築を証明する制度です。

Pマークの詳しい役割や歴史については、下記の記事をご覧ください。

ここからは、Pマークの特徴を解説します。

Pマークの特徴

ISMSと比較した際、Pマークには下記のような特徴があります。

Pマークの特徴

  • 管理対象…個人情報のみ
  • 規格…日本工業規格
  • 適用範囲…企業全体

Pマークは個人情報の保護に特化した取り組みであるため、他の機密情報には適応していません。
その性質から、作成が求められる文書や運用ルールなどはあらかじめ定められたものに決まっています。

Pマークの取得に適した企業

PマークはISMSと比較して内容がシンプルであるため、まずはPマークを取得し、必要だと感じられるようになったらISMSを取得するという流れを採用している企業が多いです。

Pマークの取得に適した企業

  • 業務で扱う情報の大半が個人情報である
  • 事業所所在地は国内のみ
  • 海外企業との取引がない
  • 顧客の大半が日本国内である

ISMSとPマークは、扱う情報の種類や適用範囲が異なります

今回は、ISMS認証とPマークの特徴ごとの違いを解説しました。
自社で取得すべき認証はどちらか、ご判断いただく材料となりましたでしょうか。

ISMS認証は海外規格に基づいており、個人情報を含むすべての情報を対象とするため、個人情報以外の機密情報を扱う企業様や、海外とのやり取りの多い企業様におすすめです。
Pマークは日本国内規格に基づいており、個人情報の保護のみを目的としているため、個人情報の扱いが多く国内でのやり取りが多い企業様に適しています。

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