日本語から台湾語、台湾語から日本語への翻訳料金の相場は?
公開日:2019.11.01 最終更新日:2020.04.30
台湾は日本と比較的近く親日国でもあるため、台湾でビジネスを展開する日本企業は多くあります。
台湾の企業と取引を行う企業様のなかで、ビジネス文書を台湾語に翻訳する機会もあるのではないでしょうか?
翻訳作業は業者に依頼することが一般的ですが、そこで事業者様が気になるのは料金の相場だと思います。
そこで本記事では、日本語・台湾語間の翻訳料金の相場について解説していきます。
台湾の企業と取引がある事業者様は、ぜひご一読ください。
- 翻訳料金相場の決まり方
- 日本語・台湾語間の翻訳料金の相場
翻訳料金相場の決まり方
翻訳料金相場の決まり方は、主に3つの要素を考慮して決定されます。
以下に、翻訳料金の相場を決める際に考慮される要素をまとめました。
翻訳料金相場を決める際に考慮される要素
- 原文と翻訳文の文章の量・文字数
- 翻訳難易度
- 納期
要素①原文と翻訳文の文章の量・文字数
翻訳料金の相場を決める際、原文もしくは翻訳文の文章の量・文字数を中心に料金を設定します。
多くの翻訳会社では、依頼する文書の文章の量・もしくは文字数で料金を設定し提示します。
これらの文書は、翻訳する前の原文かもしくは翻訳したあとの文章の量を想定して見積りを作成します。
当然、文章の量が長いほどに料金は高くなっていき、逆に短ければ料金は安くなっていきます。
ただし、あまりにも短すぎる文章の場合は受け付けてもらえない翻訳会社もあるため、注意しましょう。
要素②翻訳難易度
翻訳難易度とは、翻訳する言語そのものの難しさや文書の難易度のことを指します。
台湾語は言語そのものの難易度は低いですが、台湾の人々のほとんどが中国語を使用するため対応できる翻訳者の数は限られます。
そのため、中国語のような他のメジャーな言語と比べると翻訳料金が少し割高になります。
また文書の難易度とは、内容の難しさのことを指します。
一般文書とは異なり専門知識が必要な学術論文や専門書などを翻訳する場合、翻訳者側にも専門知識をもった人物に対応してもらわなくてはいけないため、翻訳料金が高くなる傾向にあります。
要素③納期
翻訳料金相場は、翻訳を依頼してから翻訳文が納品されるまでの期間でも変動します。
翻訳会社が見積もった納期よりも短い期間での翻訳を希望する際、翻訳会社側としては翻訳が速い担当者をつけるといった特別な対応を社内で行うため、料金が上乗せされるケースがほとんどです。
日本語から台湾語、台湾語から日本語への翻訳料金相場
日本語・台湾語間の翻訳料金の相場は、基本的に文字数で計算されます。
以下に、日本語・台湾語それぞれに翻訳する際の料金相場をまとました。
日本語→台湾語 (400字の場合) | 台湾語→日本語 (300文字の場合) | |
一般文書・手紙 | 3,300~4,000円 | 3,300~3,800円 |
専門的文書 | 3,800~4,200円 | 3,800~4,200円 |
契約書・証明書・特許 | 4,500~4,800円 | 4,500~4,800円 |
この相場は一般的に想定される納期や文書の量で計算されており、短納期での翻訳を希望する場合は料金が高くなるケースが多くあります。
また、翻訳会社のなかには大量の文書を一括で発注することで料金を割り引きするところもあるため、料金が安くなることもあります。
台湾では中国語を使う人がほとんどのため翻訳者が少なく料金も少し高め!
以上、日本語・台湾語間の翻訳料金の相場について解説してきました。
台湾ではほとんどの人が中国語を使用するため、台湾語翻訳に対応できる翻訳者は数が限られています。
そのため、中国語のようなメジャーな言語の翻訳料金に比べて、少し高めに料金が設定されていることがほとんどです。
しかしこれらの料金は、納期や依頼する文書の量などにもよって異なるため、依頼する前に業者に見積りを出してもらうことが重要です。
なお、台湾語を含むアジア圏の言語翻訳会社をお探しの場合は、こちらの記事をおすすめします。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!