日本語からタガログ語、タガログ語から日本語の翻訳料金相場は?
公開日:2019.11.01 最終更新日:2020.04.02
タガログ語は、フィリピンの公用語として使用されている言語です。
フィリピンの企業とビジネスを展開している、もしくは展開するご予定の事業者様は、タガログ語の翻訳を国内の翻訳会社に依頼するという選択をすることもあるでしょう。
そこで本記事では、タガログ語から日本語、日本語からタガログ語への翻訳料金の相場について解説します。
ビジネスでタガログ語の翻訳を必要とする事業者様は、ぜひこの記事を業者選びに役立ててください。
- 翻訳料金の相場を決める要素
- 日本語・タガログ語間の翻訳料金の相場
翻訳料金の相場の決まり方
翻訳料金の相場を見る前に、料金がどのように決まるかを考えてみましょう。
翻訳料金の相場は、「翻訳量」、「翻訳言語の難易度」、「納期」によって決まります。
翻訳量は、でき上がった訳文の量で決めるのか、原文の量で決めるのかの2種類があります。
でき上がりの量が分からない場合は、原文の量で決めます。
ただし、分量が最低受注できる単位に満たない場合、最低料金として一定額の翻訳料金が発生する場合があります。
逆に、分量はが多い場合は割引されるケースもあります。
翻訳言語の難易度とは、その言語がメジャーかマイナーかで決まります。
フィリピン人のほとんどは英語を話すため、実際にタガログ語を話す人口は1,400万人ほどです。
タガログ語は市場での需要が低いため、翻訳家の数も少なく、翻訳難易度が高い言語といえます。
そのため、英語のような他のメジャーな言語と比べると、料金が高めに設定される傾向があります。
また、ビジネス文書やマニュアルなど専門的な内容かどうかによっても料金が変わります。
納期については、納期を早める場合、料金が割高になることがほとんどです。
なぜならば、優先順位を変更したり、担当する翻訳者の調整など、特別な対応が必要になるからです。
日本語からタガログ語、タガログ語から日本語への翻訳料金相場
つづいて、タガログ語の翻訳料金の相場について見てみましょう。
基本の単価でそれぞれ料金を算出した表を以下にまとめました。
日本語は文字数で、タガログ語はワード数で考えます。
日本語→タガログ語 (400文字の場合) | タガログ語→日本語 (200ワードの場合) | |
一般文書・手紙 | 4,300~4,800円 | 3,600~4,300円 |
専門的文書 | 4,800~5,600円 | 4,400~4,800円 |
契約書・証明書・特許 | 6,300~7,000円 | 6,400~7,300円 |
タガログ語が得意な業者の場合は、料金が安くなることもあります。
また、納期が早い場合は高くなり、一括して大量の翻訳依頼をすると割安になるケースがあります。
しかし、理由がないのに安すぎる場合は、納品された内容の品質が低い可能性があるため注意が必要です。
一般的な相場を知っておき、相場より安すぎる場合や高すぎる場合は警戒してください。
良い業者を選ぶために、正しい相場を知っておきましょう。
タガログ語翻訳の相場は3,600~7,300円前後
以上、タガログ語と日本語の翻訳料金の相場について解説してきました。
この記事を読んでいただくことで、タガログ語と日本語の翻訳料金の相場についてご理解いただけたと思います。
タガログ語翻訳の相場は、日本語からタガログ語への翻訳単価が4,300~7,000円程度、逆の場合は3,600~7,300円程度になります。
タガログ語は需要が低いため、対応している翻訳会社も少なく料金も比較的高くなっています。
また、料金は翻訳難易度や納期によっても変わってくるため、依頼する会社に内容と納期を確認して見積もりを出してもらうことが大切です。
タガログ語翻訳のアウトソーシングを考えている事業者様は、ぜひこの記事を参考に翻訳にかかる費用の目安を算出してみてください。
ただし、具体的な料金は翻訳難易度や納期などによって大きく変わってくるため、依頼する会社に内容と納期を確認して見積もりを出してもらうといいでしょう。
まだ依頼する会社が決まっていないという方は、こちらのEMEAO!がおすすめする翻訳会社~タガログ語を含むアジア圏の言語編~をぜひご活用ください。
この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!