日本語からフランス語、フランス語から日本語への翻訳料金の相場は?
公開日:2019.11.01 最終更新日:2020.04.20
海外と取引のある企業では、ヨーロッパ圏で重要な位置を占めるフランス語に出会う機会も少なくないでしょう。
「フランス語での文書のやり取りは不安がある…… 」
というご担当者様が翻訳の外注を考える際、まず気になるのはかかる料金のはず。
そこで今回は、日本語・フランス語間の翻訳料金の相場をご紹介します。
フランス語翻訳の外注を考えている事業者様は、ぜひ本記事を予算立てや翻訳会社との交渉にお役立てください。
- 翻訳料金の相場を左右する要素とは
- 日本語・フランス語間の翻訳料金の相場
翻訳料金の相場を左右する3つの要素
翻訳料金の相場をご紹介する前に、まずは翻訳料金の相場はどのように決まるかを解説していきます。
各言語の翻訳料金の相場は、以下の3つの要素によって決まります。
翻訳料金の相場を決める要素
- 翻訳文書の量
- 言語・原文の難易度
- 納期
要素①翻訳文書の量
翻訳文書の量とは、翻訳前の原文の量、または、翻訳後の訳文の量のことを指します。
翻訳前の原文で決めるのは、翻訳によってどれくらいの量になるかわからない場合です。
訳文の量が想定できる場合は、訳文の量で料金を考えます。
大量の文書を一括して依頼すると、安くしてくれる業者もいます。
要素②言語・原文の難易度
難易度とは、その言語がメジャーかマイナーか、言語そのものや翻訳文の内容の難しさで決まります。
フランス語は17か国の公用語であり、フランス語話者も約3億人というメジャーな言語です。
そのため、フランス語の翻訳者は多く、翻訳料金の相場も安めです。
しかし、報告書やマニュアルで用いられるような専門的な知識を必要とする文書の場合は難易度が上がり、必然的に料金相場も高額になります。
要素③納期
納期については、単純に依頼をしてからどれくらいの期間で納品してもらうかということです。
納期を短く設定するほど、料金相場は高くなります。
優先度を上げる、担当する翻訳者を増やす、スピーディーに翻訳できる翻訳家を付けるなどの対応をする必要があるからです。
日本語からフランス語へ、フランス語から日本語への翻訳料金相場
ここでは、フランス語の翻訳料金の相場について、原文の難易度を3段階に分けてご紹介します。
日本語は文字数で、フランス語はワード数で考えます。
日本語→フランス語(400字) | フランス語→日本語(180~200ワード) | |
一般文書・手紙 | 4,000~4,500円 | 3,200~4,000円 |
専門的文書 | 5,000~5,200円 | 4,000~4,500円 |
契約書・証明書・特許 | 5,500~6,000円 | 4,400~5,500円 |
一般文書や手紙であれば、日本語からフランス語へは400字あたり4,000~4,500円、フランス語から日本語へは180~200ワードあたり3,200~4,000円が翻訳料金の相場です。
ただし、表のフランス語翻訳の相場は、一般的な納期や分量の場合の相場です。
難易度だけではなく、納期や分量も考慮して相場と比較する必要がありますので、注意してください。
日本語⇒フランス語への翻訳料金相場は400字4,000円~、フランス語⇒日本語は180ワード3,200円~
今回は、フランス語・日本語間の翻訳料金の相場についてご紹介しました。
一般文書や手紙であれば、日本語からフランス語へは400字あたり4,000~4,500円、フランス語から日本語へは180~200ワードあたり3,200~4,000円ほどが翻訳料金の相場です。
本記事でご紹介したフランス語翻訳の相場と見積りを比較して、安すぎる場合や高すぎる場合は依頼する業者を再検討してください。
正しい相場を知っていれば、翻訳の品質が悪かったり納期に間に合わなくなるというような問題のある業者に依頼してしまうリスクを回避できるでしょう。
とはいえ、良い業者を選ぶには、値段だけではなく各社の強みや特徴を比較することも必要です。
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この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。