日本語からセルビア語、セルビア語から日本語への翻訳料金の相場は？

東ヨーロッパの内陸国セルビアは、外資系企業の進出と各国支援によって経済成長し、日本とも友好な関係を築いています。
将来的にセルビア企業と取引を始め、するビア語翻訳の外注が必要となる事業者様も多いことでしょう。

そこで本記事では、セルビア語と日本語間の翻訳料金の相場について解説します。
セルビア語の翻訳を外注する予定のある事業者様は、ぜひこの記事を業者選びや料金交渉に役立ててください。

セルビア語翻訳の料金相場を決める要素とは？

翻訳料金の相場を見る前に、翻訳料金はどのように決まるかをご説明します。

各言語の翻訳料金の相場は、主に以下の3つの要素によって変動します。

要素①翻訳文書の量

翻訳文書の量とは、原文または訳文の量のことです。

翻訳会社が料金を決める際、原文と訳文どちらの量が用いられるかはケースバイケースです。
一般的には、原文の文字数で料金が設定される「原文カウント制」が用いられることが多いようです。

原文を見ても翻訳後の量が予想しづらい場合には、訳文の量で料金が設定される「出来高制」が用いられます。
翻訳が終わるまでは文章量が分からないため、正確な料金も出すことができません。

当然ながら、どちらの方法で文書の量をカウントするにしても、翻訳量が多いほど料金の総額は高くなります。

要素②言語・文章の難易度

翻訳における難易度は、翻訳言語そのものの難易度と、文書内容の難易度の2種類に分けて考えられます。

まず、言語自体の難しさは、その言語の話者の人数から推し量ることができます。
セルビア語は旧ユーゴスラビア連邦のうち、セルビア、ツルナ・ゴーラ（モンテネグロ）、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナで話されていますが、話者は約1,100万人と多くありません。
英語や中国語などメジャーな言語と違い、セルギア語翻訳に対応できる翻訳者も少ないため、料金の相場は高めです。

また、文書内容の難易度は、専門性の高さとイコールです。
手紙やメールなど専門用語が登場しない一般的な文書は難易度が低く、マニュアルや技術文書などの専門性のある文書は難易度が高いといえます。
難易度が上がるほど対応できる翻訳者が少なくなるため、翻訳料金の相場も上がります。

要素③納期

納期は、発注から何日先を納品期日に設定するかということです。

納期を短くするほど料金が高くなり、逆に長くするほど安くなる傾向があります。
その理由は、翻訳にかかる時間を短くするためには、翻訳者を増やしたりスキルの高い翻訳者を配置したりする必要があるからです。

日本語・セルビア語の翻訳料金相場

ここでは、日本語からセルビア語へ、セルビア語から日本語への翻訳料金の相場を表にまとめました。

文章量をカウントする際、日本語は文字数で、セルビア語はワード数でカウントされます。
また、内容が高度・専門的になるほど料金も高くなるため、今回は難易度が低いほうから「一般文書・手紙」「契約書・証明書・特許」「専門的文書」の3段階に分けています。

メールや手紙といった専門性の低い一般文書であれば、日本語からセルビア語は1文字15～20円、セルビア語から日本語は1単語15～35円が翻訳料金の相場です。

セルビア語はマイナーなので、英語や中国語といったメジャーな言語と違って価格競争が起こりにくく、料金の相場は高めです。
この相場と各業者の料金表を比較し、安すぎたり高すぎるときはその理由を聞いてみるようにしましょう。

日本語からセルビア語への翻訳料金の相場は1文字15円～、セルビア語から日本語は1単語15円～

今回は日本語からセルビア語、セルビア語から日本語の翻訳料金の相場について解説しました。
日本語からセルビア語の翻訳は 1文字15～30円、セルビア語から日本語は1単語15～45円が相場です。

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