アンドロイドアプリの開発着手から納品までの基本の流れ
公開日:2021.04.06 最終更新日:2024.08.23
このコラムでは、アンドロイドアプリ開発の流れについて解説します。
アンドロイドアプリ開発を検討している事業者様などは、ぜひご一読ください。
アンドロイドアプリ開発の流れ
今や誰でもスマートフォンを使用している時代に、顧客向けスマホアプリを提供し、ビジネスとして活用を考えている事業者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
その中でも、iPhoneとアンドロイドではスマホアプリの動作環境が違うため開発方法が異なりますので、それぞれの開発の流れをしっかり確認しておく必要があります。
ここでは、アンドロイドアプリ開発の流れを解説します。
なお、アンドロイドアプリを含む開発時の注意点については、こちらのアプリ制作を外注する際のよくあるトラブルを参考にしてください。
アンドロイドアプリの企画立案について
アプリ開発は、初めに企画を立案します。
企画を立案する際、以下のポイントに着目しましょう。
- アプリ開発する目的
- ターゲットの明確化
- 開発予算
これらのポイントを押さえることにより、スムーズなアプリ開発ができるようになるでしょう。
アンドロイドアプリの設計について
アプリの企画を立案した後、その内容をもとに設計へと移ります。
アプリの完成形を想像し、画面構成、機能、データ保存場所などを明記した設計書を作成することになります。
設計書は、多人数のチームでアプリ開発をする場合、開発者同士の意思疎通を図る役割を担います。
また、設計書を残すことでアプリリリース後のメンテナンスになどにも役立てることができます。
関連記事:アプリ開発の設計手順とは?
アンドロイドアプリの制作について
設計書が完成した後、その内容をもとに制作へと移ります。
アプリ制作にあたっては、採用するプログラミング言語と開発環境を決定する必要があります。
プログラミング言語は、Javaが一般的にアンドロイドアプリに利用されています。
Javaは、Googleがアンドロイドアプリの開発言語として公式認定したプログラミング言語です。
しかし、Javaは複雑なため、シンプルなKotlinという言語を利用しアンドロイドアプリを開発するケースも増加しています。
そのため、Kotlinの利用を検討するのもよいでしょう。
アプリの開発環境には、Googleが提供するAndroid Studioが適しています。
Android Studioは、アンドロイドアプリの開発に必要な十分な機能があるのです。
アンドロイドアプリのテストについて
アプリ制作が完成したら、アプリの動作テストを行います。
アンドロイドアプリの場合、利用するスマートフォンの機種やバージョンなどによって動作不良になることがあるため、念入りにテストを行う必要があります。
アンドロイドアプリのリリースについて
アプリのテストに問題がなければ、アプリをリリースします。
アンドロイドアプリの場合、GooglePlayから簡単にリリースすることが可能です。
GooglePlayでアプリをリリースする場合、Google Developersのアカウントが必要です。
アンドロイドアプリの運用について
アプリをリリースした後、アプリが問題なく運用できているか確認が必要です。
運用とは、動作不良なく使える状態にあることです。
スマートフォンのシステムアップデートなどにより、リリース後に動作不良となる場合もあります。
必要に応じてアプリのアップデートを行いましょう。
アプリ開発は、リリース後の運用体制についてもあらかじめ計画を立てておく必要があります。
アンドロイドアプリ開発には適した開発言語を使おう
以上、アンドロイドアプリ開発の流れについて解説しました。
アンドロイドアプリ開発は、全体像を把握して企画、設計、制作することが大切です。
また、アプリをリリースした後の運用についてもしっかり計画を立てておきましょう。
大きなプロジェクトになるほどトラブルが生じることもあります。
アプリ開発には、知識や経験は必要不可欠なのです。
アンドロイドアプリの開発をしたいけどよくわからないという事業者様は、ぜひEMEAO!にご相談ください。
この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!