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公開日:2021.04.11 最終更新日:2025.08.25
このコラムでは、ハイブリッドアプリの仕組みとメリット、デメリットについて解説します。
ハイブリッドアプリを開発すべきかお悩みの事業者様は、ぜひご一読ください。
ハイブリッドアプリとは、Webサイト制作の技術で開発するiOSおよびAndroid用アプリのことです。
Web上のコンテンツをアプリ内で表示するため、端末とWeb両方での操作が可能となります。
つまり、ハイブリッドアプリは、ネイティブアプリと両方の長所を兼ね備えているというわけです。
開発言語はWebアプリ用の言語で行うため、ネイティブアプリよりも低予算でアプリを開発できます。
なおハイブリットアプリを含む一般的なアプリ開発の費用については、こちらのアプリ開発の依頼にかかる費用相場をご確認ください。

ハイブリッドアプリにはさまざまなメリットがあります。
主なメリットとしては、次の4つが挙げられます。
ハイブリッドアプリには、iOSとAndroidの双方で稼働できるという特徴があります。
OSを問わずに端末のカメラやマイクなどの機能を活用できるので、より迅速かつ機能的な設計開発が可能です。
ネイティブアプリでは、OSのアップデートなどによって新たなバグが生じることがあり、OSごとに対応するのは大変です。
その点、ハイブリッドアプリならOSの影響を受けづらいので、マルチプラットフォーム化を容易に実現できます。
アプリ開発を検討中の方はハイブリッドアプリとネイティブアプリの違いとは?アプリ開発依頼する時のポイントもあわせてご覧いただき、具体的な違いを確認しておきましょう。
ハイブリッドアプリはマルチプラットフォーム化ができるため、低コストで開発できるというメリットがあります。
ネイティブアプリで開発する場合は、iOS用とAndroid用の2つのシステムを開発する必要がありました。
それぞれ開発用言語やライブラリなども異なるので、専門の開発者を起用する必要がありコストが増大します。
ハイブリッドアプリはiOSとAndroid両方で活用でき、しかも開発言語もJavaScriptやHTMLなど比較的簡単なものなので低コスト化が可能です。
ハイブリッドアプリはWeb上ではなく端末のOS上で稼働するため、デバイスの機能と連携できます。
スマートフォンのカメラやマイク、GPSなどの機能を活用できるため、幅広いアプリ開発が可能となります。
Webアプリでは端末のデバイスの機能の使用ができず、デバイスの機能を活用できるネイティブアプリでは開発コストが大きくなるというデメリットがあります。
一方ハイブリッドアプリであれば、スマホのカメラとインターネットを連動させるようなアプリを低コストで開発できます。
アプリのリリース後はメンテナンスやアップデートが欠かせませんが、ハイブリッドアプリならメンテナンスの工数も減らせます。
ネイティブアプリの場合、メンテナンスを行う際にはOSごとの対応が必要になります。
一方、ハイブリッドアプリであれば、1種類のコードを修正するのみで構わないのでメンテナンス自体の工数を削減できます。
メンテナンスは不具合への対応速度に関わるため、アプリ利用者の満足度にも大きく影響してきます。
マルチプラットフォーム対応のできるハイブリッドアプリは、メンテナンスも迅速かつ低予算で行えるようになることが魅力です。
メリットの多いハイブリッドアプリですが、デメリットも多々あります。
ハイブリッドアプリを開発することにデメリットは、主に以下の2点です。
ハイブリッドアプリの動作速度は、ネイティブアプリと比べると遅めになるという傾向があります。
その原因は使用する言語にあり、ハイブリッドアプリで活用するJavaScriptやHTMLは、ネイティブアプリ開発に活用するJavaやSwiftと比べると実行速度が遅めという特徴があるからです。
さまた、、ハイブリッドアプリはマルチプラットフォームに対応しているため、OSごとに最適な環境を作り出せません。
そのため、特定のOSに最適化できるネイティブアプリと比べると、動作の滑らかさではどうしても見劣りしてしまうというわけです。
ハイブリッドアプリでは、サードパーティー製のフレームワークを使用して開発することが一般的です。
さらに端末のデバイスの機能を活用するためには、フレームワーク内のプラグインを使用する必要があります。
しかし、フレームワークによって提供されているプラグインは様々で、必要な機能を必ずしも利用できるとは限りません。
プラグインは個人が開発したものが多く細かい仕様変更にも向いていないため、機能を実現するためには独自のプラグイン開発が必要なこともあります。
ハイブリッドアプリの特徴やメリット、デメリットについて解説してきました。
ハイブリッドアプリを開発することで、アプリの開発期間を短縮してコストを抑えることができます。
ネイティブアプリとWebアプリの良いところを組み合わせたハイブリッドアプリは、マルチプラットフォーム化やデバイスの機能の利用も可能にしてくれます。
メンテナンスやアップデートなど、アプリをリリースした後の対応でも、工数を抑えることが可能です。
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異業種で営業経験を積んだのち、Web業界に可能性を感じて株式会社ecloreに中途入社。
現在は、お客さま対応を担う。年間実績として、120社を超えるクライアントのSEOコンサルを担当。
より高いSEO成果をご提供するために最新のSEO情報とクライアントからの要望を元に日々サービスの品質改善に取り組んでいる。
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