iOSとAndroidのアプリ開発における違いとは何か
公開日:2021.05.12 最終更新日:2023.10.20
この記事では、iOSとAndroidアプリ開発の違いについて解説します。
どのような違いがあるのか気になる事業者様は、ぜひご一読ください。
iOSとAndroidアプリ開発の違い4選
iOSとAndroidアプリ開発の主な違いは4つです。
どのような点が異なるのか詳しくチェックしていきましょう。
違い①プログラミング言語
1つ目の違いは、使用するプログラミング言語です。
iOSはSwift、AndroidはJavaを使用します。
両者はプラットフォームが大きく異なるため、開発言語も全くの別物です。
それぞれの言語を扱える人材でないと開発が実現できないため、iOSかAndroidどちらを開発を決めてから業者を選びましょう。
違い②開発ツール
iOSトAndroidの開発の違い2つ目としては、使用する開発ツールが異なることが挙げられます。
iOSはXcode、AndroidはAndroid Studioを使用します。
Xcodeは、Macに搭載されている標準の統合開発環境です。
XcodeはWindowsにインストールすることができませんので、ネイティブ開発にはMacが必須になります。
Android Studioは、Googleが提供する開発ツールです。
Windows、Mac、Linux、Chrome OSに対応しているため、環境に関わらずインストールすることができます。
違い③アプリ審査
iOSとAndroidでは、アプリの審査方法が異なります。
アプリ審査とは、ガイドラインに沿ってアプリが制作されているのかを確認する作業のことになります。
iOSのアプリ審査は、専門家の手によって審査が行われているため、審査にある程度の時間がかかります。
また、審査基準は比較的厳しく、通過できなかった場合、ガイドラインに沿うように修正し、再審査にかけなければなりません。
Androidの審査はGoogleポリシーと照らし合わせながらグローバルチームが対応しています。
審査期間の目安としては、48時間程度といわれています。
ただし、社会情勢の変化によって審査が長引くこともあるので注意しましょう。
違い④公開にかかる費用
iOSとAndroidの開発における4つ目の違いは、アプリ公開にかかる費用です。
iOSアプリを公開するためには、Apple Developer Programを利用しなければなりません。
また、プログラムに参加するためには、年間登録料11,800円必要です。
初期費用ではなく、毎年かかる料金になるので注意しましょう。
一方、AndroidはGoogle Playデベロッパーアカウントに登録しなければなりません。
また、その登録に$25 USDを支払う必要があります。
Appleとは異なり、初期費用になるため、1度支払えば永久に使用可能です。
iOSとAndroidではアプリの開発環境や審査などが異なる
以上、iOSとAndroidアプリ開発の違いについて解説しました。
両者はプラットフォーム自体が異なるため、使用言語や開発ツールなどさまざまな違いがあります。
そのため、iOSとAndroid両者に対応させるためには、さまざまなスキルが必要です。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!