iPhoneアプリの開発着手からリリース後までの基本の流れ
公開日:2021.05.25 最終更新日:2024.08.23
この記事では、iPhoneアプリを開発する際の基本的な流れについて解説します。
iPhoneアプリの開発の流れが分からないとお悩みの事業者様は、ぜひご一読ください。
iPhoneアプリを開発する際の流れ
スマホアプリの動作環境はiPhoneとアンドロイドでは異なり、開発方法もプラットフォームにより異なります。
今回は、iPhoneアプリの開発の流れに注目して、以下の流れを詳しく説明します。
- アプリの企画立案
- 設計書作成
- アプリ開発
- 動作テスト
- アプリのリリース
- アプリの運用
手順①iPhoneアプリの企画立案
まず最初に、どのようなアプリ開発を行うかの企画立案をおこないます。
企画立案の際には、以下のポイントに注意しましょう。
- アプリ開発の目的
- ターゲットの明確化
- 開発予算
アプリ開発を企画する際は、まず何のためにアプリを開発するのか、開発をするアプリで何をしたいかを明確にすることが重要です。
目的に付随してターゲットを明確化し、必要な機能等を洗い出して予算を組みます。
手順②iPhoneアプリの設計
アプリの企画立案ができたら、アプリの基本設計・詳細設計の設計書を作成します。
アプリの完成形がどのようなものか考え、画面構成・機能・データ保存場所などの設計書を作成しましょう。
設計書は、アプリ開発のチーム内の開発者同士が意思疎通を図るための役割もあります。
また設計書があることで、アプリ開発後のメンテナンスなどにも役立ちます。
手順③iPhoneアプリの制作について
アプリ開発の設計書が完成すると、設計書を元に実際にアプリ開発を始めます。
実際の作業に取りかかる前に、iPhoneアプリの制作で必要なプログラミング言語と開発環境を確認しておきましょう。
現在iPhoneアプリ開発のプログラミング言語は、Swiftがよく使用されています。
また、iPhoneアプリの開発環境はXCodeが使用されるため、Mac系のパソコンなど開発に必要な環境を整えておく必要があります。
手順④iPhoneアプリのテスト
アプリの開発工程が完了したら、最後にアプリが正常に動作するかのテストを行います。
不具合が発生している状態でアプリをリリースすると、会社の評判を落とすことに繋がるので動作テストは非常に重要な作業です。
設計通りに動作するかだけでなく、ユーザー目線で使用した時の動作感覚を把握しておきましょう。
手順⑤iPhoneアプリのリリース
動作テストで不具合などの問題がなければ、アプリのリリースを行います。
iPhoneアプリをリリースする際はAppStoreに登録しなければならず、提出ドキュメントや審査もあります。
特に、アプリの説明書であるCertificate、Certificateと端末のUDIDを結びつける役割を持つProvisioning Profileの作成は必須です。
事前に準備するものが整ったら、Apple Developer Programに登録し、XCode上でアップロードを行いましょう。
手順⑥iPhoneアプリの運用
iPhoneアプリはリリースして終わりではなく、リリース後も問題なく運用できているか確認をしましょう。
アプリに不具合や動作不良などがなく、スムーズに使用できているかをチェックします。
リリース後の動作不良の原因として、スマートフォンのシステムアップデートが考えられるため必要であればアプリのアップデートも行いましょう。
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以上、iPhoneアプリ開発の基本的な流れについて解説しました。
アプリ開発の全体の流れを確認することで、企画後もスムーズに開発作業を進められます。
また、iPhoneとアンドロイドでは、プログラミング言語や開発環境リリースの仕方が異なります。
「iPhoneアプリを開発したいけど、どうしたらいいかわからない」
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
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