アプリのオフショア開発でかかる費用の相場【3か国別】
公開日:2021.05.07 最終更新日:2023.10.20
今回のコラムでは、アプリをオフショア開発で依頼したときの平均費用と相場について解説します。
オフショア開発による依頼を検討している事業者様は、ぜひご一読ください。
オフショア開発でアプリを依頼する場合の平均費用について
オフショア開発でアプリを依頼する場合の平均費用は、下記の3つの要素で算出されます。
- 海外エンジニアの人件費
- 開発工数
- プロジェクト規模
海外エンジニアの人件費は、国によって大きく異なります。
現在の主流としては、ベトナムや中国・バングラデッシュなどの国でのオフショア開発が多いです。
これらの国は比較的人件費が日本に比べて安いという特徴がありますが、政治経済によって大きく人件費が変動する点も注意しましょう。
開発工数はプロジェクトが完成するまでの工数であり、当然、工数が多ければ多いほど価格が高くなりがちです。
また、プロジェクト規模はそのプロジェクトに関わるエンジニアの人数のことになります。
人数が増えれば増えるほど、人件費が増すため、オフショア開発の相場は高くなるでしょう。
アプリをオフショア開発する場合の人件費の国別相場
人件費はアプリ開発の費用を決めるための大きな要素であり、オフショア開発を依頼する国によって人件費の相場は異なります。
ここでは、具体的にどのぐらいの人件費がかかるのか、下記の表に代表的なオフショア開発先の国別にまとめました。
国別 | 人件費相場(月額) |
ベトナム | 25〜40万円程度 |
中国 | 35〜50万円程度 |
バングラディシュ | 25〜55万円程度 |
ベトナム
アプリのオフショア開発をベトナムに依頼した場合、人件費の平均相場は25〜40万円です。
近年、ベトナムは経済成長率が伸びているため、以前よりも人件費は高くなっています。
しかし、日本に比べて安く、優秀なITエンジニアが請け負ってくれるので魅力的です。
中国
中国の人件費相場は、35〜50万円程度になります。
2010年以降の経済成長により、人件費の価格が高騰しているという点が特徴です。
一方で、羽田/北京間を約4時間で行き来できるため、アクセスしやすいという特徴があります。
また、中国のエンジニアの中には日本語でコミュニケーションできる人もいるので便利です。
バングラディシュ
バングラディシュの人件費相場は、プログラマーが25万円程度、シニアエンジニアの平均は35万円になります。
ほかの国に比べて相場が安いので、依頼しやすいという点がメリットです。
また、英語人材が豊富にいるため比較的コミュニケーションがとりやすいという特徴があります。
アプリのオフショア開発の相場は25~55万円
以上、アプリをオフショア開発で依頼する場合の平均費用と相場について解説しました。
費用の相場は国、開発工数、プロジェクト規模によって大きく異なります。
そのため、何をどのように依頼するかによってかかる費用負担が違ってくるでしょう。
「できるだけ安い費用でオフショア開発を依頼したい」
「オフショア開発を依頼する際の十分なサポートが欲しい」
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この記事を書いた人
EMEAO!編集部(3)
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