アプリ開発の成否を決定づける設計フロー作成の4つの注意点
公開日:2021.05.11 最終更新日:2023.10.20
この記事では、アプリ開発の成功・失敗を決定づける設計フローのポイントについて解説します。
設計フローの注意点を確認しておきたい事業者様は、ぜひご一読ください。
アプリ開発における設計フローと重要性
アプリ開発における設計フローは、アプリ開発の流れを決める重要な作業です。
アプリ開発の設計フローは、外部設計と内部設計に大きくわけられます。
外部設計は上流工程の最終段階で、主に要件定義書に記載されている機能や性能などを確認しながらシステム設計を行います。
内部設計はユーザーからは見えづらいシステム内部の機能等を定義する工程です。
具体的には、実装方法などを記載して機能を実現するための手順を定義します。
アプリ開発における設計フローのポイント
設計フローはアプリ開発を行ううえで非常に重要な部分になるため、あらかじめ設計フローのポイントを確認しておくのがおすすめです。
アプリ開発の設計フローのポイントは4つあります。
ポイント①指示書はわかりやすさを意識する
1つ目のポイントは、わかりやすい指示書を意識することです。
開発には、システムエンジニアだけでなく、プロジェクトリーダーやプログラマーなどさまざまな人材が関わります。
そのため、小さな誤解が複数の人の認識まで影響を及ぼす可能性もあります。
最終的な段階に入ってミスが発覚すると、納期の遅延などにもつながるでしょう。
そのため、指示書で使用するワードはできるだけ統一することをおすすめします。
また、用語一覧のドキュメントを作成すると誤解のままプロジェクトが進む心配が少ないです。
ポイント②開発費用のイメージを固める
設計をおこなっていくにあたり、開発費用のイメージを明確にすることも重要です。
アプリは開発費用に応じて作成されるため、費用感に沿った設計・仕上がりにする必要があります。
どのぐらいの予算が必要なのか明確にし、要望通りの機能が実現できるのかをあらかじめ把握しましょう。
ポイント③細かく決めすぎないこと
ポイントの3つ目としては、すべてを細かく決めすぎないことがコツです。
細かく設計してしまうと時間がかかるため、次の工程になかなか進まないことがあります。
また、フレームワークやデータベースなどを厳密に決めてしまうと、あとから変更の融通がきかないことも少なくありません。
そのため、はじめから何もかも決めるのではなく、課題が発生したら都度対処できる柔軟性をもっておきましょう。
ポイント④客観的な視点で設計書を作成
アプリ開発は、客観的な視点で作成することも重要です。
アプリの設計書を作成するのはエンジニアですが、プログラムを実装するのはプログラマーになります。
そのため、主観的に作成するとわかりづらい内容となってしまうため、プログラマーの開発の妨げになることもあります。
また、クライアントの要望を主観的に受け取ってしまうと本来の要望から大きく逸れてしまう可能性もあります。
そのため、設計書は客観的な視点を持って作成するようにしましょう。
設計フローのポイントを押さえたアプリ開発を行おう
以上、アプリ開発の成否を決める設計フローの注意点を解説しました。
アプリ開発を成功に導くためには、設計フローの段階でさまざまなことに注意しなければなりません。
ポイントを押さえて複数の人が分かりやすい、明確な設計フローを計画しましょう。
「注意点を把握することはできたが、経験が浅いので不安」
「失敗する可能性がゼロではないので外部に委託したい」
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!