クラウドPBXとは?|導入をおすすめするケース
公開日:2020.10.21 最終更新日:2021.08.05
PBXにはいくつか種類があり、そのうちの1つにクラウドPBXがあります。
クラウドPBXは従来のPBXよりも活用できる幅が広いとして、多くの企業が導入しています。
そこで今回は、クラウドPBXの特徴や強み・活用が推奨されるシーンを解説します。
PBX選びにお悩みの事業者様は、ぜひご一読ください。
クラウドPBXとは?特徴を解説
PBXは電話交換機として利用されており、従来のPBXを企業内に設置しすることで内線電話を使用することができます。
一方クラウドPBXは、インターネットを介して内線電話を通信する電話交換機のため企業内に新しく機器を設置する必要がありません。
従来のPBXの場合多様な機能を使える反面、導入費用やメンテナンス費用が高額となってしまうことが多いというデメリットもあります。
しかしクラウドPBXの場合、インターネット回線さえあれば活用できるため機器自体の導入費やメンテナンスなどがかかりません。
また、距離の離れた拠点同士でも内線をつなげることができるため、小規模の事務所や複数の営業所等に分散する場合でも活用することが出来ます。
なお、ビジネスホンの仕組みを詳しく知ることでクラウドPBXとの比較もしやすくなります。
クラウドPBXの仕組み
クラウドPBXは、電話交換機の仕組みをクラウド上に構成することにより、インターネットを介して内線を使用できます。
そのためスマホのようなインターネットがつながる端末を登録しておけば、どこでも内線をうけとることができます。
もちろん、従来の電話機でもネット回線を利用することによりクラウドPBXの導入が可能です。
また、クラウドPBXの多くの提供会社では、月額利用料という形で使用ユーザーによって料金が決まります。
クラウドPBXの強み
クラウドPBXの強みはいくつかあり、主に以下のような点が挙げられます。
- 導入コストを抑えることが出来る
- 離れた拠点間でも内線をつなぐことができる
- スマホでも内線電話を受け取ることができる
上記のように、クラウドPBXの大きな強みは導入コストを抑えつつ離れた箇所の内線同士をつなぐことができる点にあります。
インターネットを利用するためかかる費用は月額の利用料金のみであり、初期費用は無料というサービスも多くあり、機器のメンテナンス等も不要のため手間を削減することもできます。
また、距離の離れた拠点同士であっても登録さえしておけば内線をつなげることができ、スマホに転送することも可能なため出張時でも内線を受け取れるというメリットもあります。
クラウドPBX・IP-PBXを導入するときの具体的なメリットについては、以下のページにて詳細を解説しています。
クラウドPBXの活用が推奨されるシーン
クラウドPBXは月額料金で使用できるため、導入の初期費用を抑えたい場合などにはおすすめです。
スマホでも活用できるため、端末機器導入費用を抑える効果もあります。
また、出張の多い営業マンや離れた箇所に複数の拠点を持つ場合などでも、効果的に活用できるでしょう。
移転時にも工事を行う必要がなく、切り替えなどを簡単に行うことができるのもポイントです。
最近ではリモートワーク増加の影響でクラウドPBXを活用する企業も、多くなってきています。
クラウドPBXはインターネットを活用した電話交換機
以上、クラウドPBXとは何か、特徴や強み・活用が推奨されるシーンについて解説してきました。
クラウドPBXはインターネット回線を利用して内線同士をつなげられるという特徴があります。
そのため複数の離れた拠点間でも内線を接続でき、スマホでの転送も行うことが出来ます。
「クラウドPBXを導入したいが取り扱っている業者が分からない」
このように思われた事業者様は、ぜひEMEAO!にお問合せください。
簡単なヒアリングのみでクラウドPBXを取り扱う業者を、完全無料でご紹介いたします。
この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。