複合機のメンテナンスと保守それぞれの違いとは?
公開日:2019.10.28 最終更新日:2024.05.15
会社で複合機を導入する際、販売店から保守契約を結ぶように言われたことはないでしょうか?
保守契約には、「メンテナンスサービス」や「カウンター保守契約」などが存在します。
しかし、メンテナンスと保守の違いがわからないという方も多いと思います。
そこで本記事では、複合機におけるメンテナンスと保守の違いを、保守契約の具体的な内容を交え解説していきます。
複合機の導入を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
複合機におけるメンテナンスと保守の違い
複合機を購入、リースする際、販売店から保守契約の加入を求められる場合がほとんどです。
メンテナンスと保守は、複合機の定期点検のみか定期点検から修理までを含めているかという違いがあります。
メンテナンスとは?
メンテナンスは機器を定期的に点検、動作チェックをするだけで、その際に不具合が見つかった場合は別途修理料金が必要になることがあります。
複合機は精密機械のため、ちょっとしたことで不具合が起きやすいです。
そのため、定期メンテナンスは機器を長く使っていくためにも必要なことだといえるでしょう。
複合機がスムーズに動作をするか、定期的に点検することで事前にトラブルを防ぐ事が可能です。
修理・点検を定期的に行いたいのであれば、保守契約に入っていたほうが割安になります。
保守契約とは?
保守契約とは、定期的な点検や不具合の修理を保証する、メンテナンスも含めた契約のことです。
複合機の購入時においての保守契約加入はほぼ必須条件となっています。
保守契約の中のいくつかのサービスに加入することで、修理から定期点検までを受けることが可能です。
複合機の保守契約は具体的にどんな内容?
複合機の保守契約の内容は販売店やメーカーにより差異はありますが、共通しているサービス内容は機器の定期点検と出張修理、トナーの補充です。
また、メーカーが直接保守を行う場合と販売代理店が行う場合があります。
サービス内容は基本的には同じですが、メーカーの場合は、自社製品のことを知り尽くしたスタッフが担当するため質の高い対応が可能です。
対し、販売代理店による保守対応は地域密着型のきめ細かなサービスや土日でも無料で対応するなど、各社ごとに特色のある柔軟性の高いサービスを対応している傾向があります。
またメーカー出身者が独立して代理店を立ち上げているという場合もあり、このようなケースではメーカー同等の高品質なメンテナンスが期待できます。
複合機の保守契約を結ばなければならない理由は?
ほとんどの場合、複合機の新規導入では保守契約の加入が必須です。
中古機器を購入した場合は必須ではありませんが、目安として1ヶ月あたり3,000枚以上印刷するのであれば故障のリスクが高くなるため加入が推奨されています。
なぜ保守契約が必要かというと、もし加入しない場合、修理のたびに高額な費用がかかってしまうためです。
複合機は精密機器のため、専門知識のあるプロでなければ修理できません。
また、精密機器だからこそ、定期的なメンテナンスを行わなければ壊れてしまいます。
高価な機器を安全にできるだけ長く使うには、保守契約に加入して専門家のメンテナンスと修理を受けることが一番なのです。
複合機の保守契約はどんな種類がある?
保守契約は下記の4つの種類に分けられます。
複合機の保守契約と主な特徴
- カウンター保守契約……月ごとの印刷枚数で料金が決まる
- キットトナー保守契約……指定のトナーを購入することで修理費が無料になる
- スポット保守契約……不具合が発生するたびに修理を受けられる(中古品のみ対象)
- 年間保守契約……年間料金を支払うことで修理などに対応してもらえる
現在はほとんどの複合機がカウンター保守契約を導入しています。
料金やサポート内容など、細かな部分は販売店やメーカーにより異なっていくため、業者選びの際は保守契約の内容や質にも着目するとよいでしょう。
4種類の保守契約の特徴について、詳しくは下記の記事で解説しています。
メンテナンスは保守契約の中の一部
今回は、複合機におけるメンテナンス、保守の違いについて解説してきました。
複合機においてメンテナンス、保守は同意義といえます。
保守契約を結ぶことで、メンテナンスや修理などのサービスを受けることが可能になるため、購入の際は加入をおすすめします。
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ぜひ複合機のリース契約の仕組みや相場についてもチェックしてみてください。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!