2019.11.01

ISO22000とは?認証取得のメリットや対象となる業種を解説

ISO22000 - ISO22000とは?認証取得のメリットや対象となる業種を解説

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編集部員 M・S

編集部員のM・Sと申します。EMEAO!のコンテンツの取材、編集、ライティングを担当させていただいております。複雑な情報を分かりやすく整理し、忙しい皆様にとって読みやすい記事にまとめてご提供させていただきます!よろしくお願いします!

食の確実な安全性が求められている昨今、ISO2200認証を取得する食品関連企業は増加傾向にあります。
なぜ、多くの食品関連企業が認証取得に向けて動いているのでしょうか?

本記事では、ISO22000認証とはそもそも何か?といった基本的な概要や、認証取得のメリットを解説していきます。
自社の製品やサービスの安全性を高めたいと考えている食品関連の事業者様は、ぜひご一読ください。

この記事でわかること
  • ISO22000とは何か
  • ISO22000の対象となる組織とは
  • ISO22000認証を取得するメリットとは

そもそもISOとは?ISO22000とは?

ISOとは、スイスに本部を置く「国際標準化機構」のことで、この機関が定めている規格をISO規格と呼びます。

この規格は、製品そのものを対象とする「モノ規格」と、組織を適切に管理するための「マネジメントシステム規格」の2種類に分けられており、その規格総数は5万以上にもなります。

その中のひとつであるISO22000は、マネジメントシステム規格に分類されます。
「フードチェーン(食品の生産から消費者に届くまでの全ての段階)全体における食の安全を守るための仕組み」を作るための国際的なルールがISO22000です。

ちなみに、同じく食品の安全に関して重要な「HACCP」(ハサップ)の名前を聞いたことはないでしょうか?
実はISO22000は、食品衛生管理の手法であるHACCPの内容を全て含んでおり、様々な業種に適応するために+αの要素を取り入れているという特徴があります。

HACCPは、日本国内においては2020年から全ての食品関連事業者が取り入れることを義務化されています。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

ISO22000認証とは

ISO2200に基づいたマネジメントシステム(食の安全を守るための仕組み)を構築し、適切に運用していると認められた組織に与えられるのが、ISO22000認証です。
よりわかりやすく言い換えると、この事業者が提供する食品は安全であるということを内外に向けて確実に証明するという役割があります。

もちろん、簡単に取得できるというものではなく、長期間にわたる準備や審査が必要です。

認証取得を目指す組織は、ISO22000の定める「要求事項」をもとに、食品の安全を守るためのマネジメントシステムを構築する必要があります。

次に、そのマネジメントシステムを実際に運用し、継続的な改善と最適化を繰り返す(=PDCAサイクルを回す)ことで業務改善をはかります。
ISO認証機関は、マネジメントシステムおよび現場環境の審査を行い、基準を満たしていると認めた際に、組織に認証を付与します。

ISO22000認証は、国際的な機関が定めたルールに基づいた事業者にのみ与えられるため、食の安全性への信認に繋がるのです。

ISO22000認証を取得可能な組織は?

ISO22000認証は、どのような組織が取得できるのでしょうか?

既述の通り、ISO22000は、「フードチェーン(食品の生産から消費者に届くまでの全ての段階)全体における食の安全を守るための仕組み」を構築するために制定されています。
つまり、食品にかかわるあらゆる組織がISO22000認証取得の対象となります。
以下は、その一例です。

ISO22000認証取得の対象となる組織の一例

  • 作物や飼料の生産者
  • 食品製造業者
  • 食品を扱う卸売業者
  • 食品を扱う小売業者
  • 食品サービス業
  • ケータリング業者
  • 食品の輸送や保管サービスを提供する事業者
  • 食品の包装材料の供給者

参照:日本規格協会グループHP“ISO 22000『食品安全マネジメントシステム-フードチェーンのあらゆる組織に対する要求事項』とは”

「食品にかかわる組織」というと、生産者やスーパーマーケットのような小売店、レストランなどのサービス業をイメージしがちです。
しかし、食品を輸送する運送業者や、包装材料を扱う業者など、業務で食品を扱う機会が少しでもある事業者は全て対象となることがわかります。

ISO22000認証取得のメリットとは

では、ISO22000認証を取得すると、企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここからは、事業者様にとっての3つのメリットをご紹介します。

メリット①現場環境の改善

そもそもISO22000の最大の目的が、マネジメントシステムの適切な運用による食の安全の管理です。
ISO認証は、取得すればそれで終わりではありません。その後の確実な運用までを含めて初めて意味を持つものです。
そのため、ISO22000認証を取得し、確実に運用していくことで現場の環境が改善されるでしょう。
無駄のない効率的な業務フローによってトラブルが起きにくい環境が形成され、従業員の意識向上も期待できます。

メリット②ブランドイメージの向上

ISO22000の適切な運用で安全な食品を提供できることにより、消費者や取引先からのイメージの向上が期待できます。
特に取引先においては、ISO22000を取得していることが信頼につながり、今後も長い関係を築いていけるという可能性があります。

メリット③取引機会の拡大

企業によっては、取引相手にISO認証を取得していることを必須条件として求めている場合があります。
特に海外の企業は取引要件として提示しているケースが多く、ISO22000を取得することで、国内のみならず海外まで取引の可能性を拡大することができます。

ISO22000の認証取得の目的および規格内容は、食品安全への継続的な取り組み姿勢の表明です!

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、ISO22000の概要がご理解いただけたと思います。

ISO22000の認証取得の目的および規格内容は、食品安全への継続的な取り組み姿勢の表明です。

ISO22000の取得には多くのメリットがあり、企業の持続的な発展へ寄与するものです。
しかしその分、費用や認証までの時間等も多くかかるのも事実。
ISO22000認証取得に迷っている方は、ぜひ一度ISO認証取得を支援しているコンサルティング会社へご相談されてみてはいかがでしょうか?

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