メディアアプリを運用していくうえで追うべき3つのKPIとは
公開日:2021.04.25 最終更新日:2023.10.20
このコラムでは、メディアアプリが追うべき3つのKPIとして、アクティブユーザー数、リテンション率、コンテンツの評価をそれぞれ解説します。
メディアアプリの運用上での指標決めにお悩みの方は、ぜひご一読ください。
KPI①メディアアプリにおけるアクティブユーザー数
メディアアプリが追うべきKPIの1つ目は、アクティブユーザー数です。
アクティブユーザー数とは、一定の期間内にセッションが1回以上発生した(メディアアプリを1回以上利用した)ユニークユーザー数のことです。
事業として成立させるためには、単純なダウンロード数よりアクティブユーザー数を追うことが重要です。
ダウンロード数だけを見てしまうと、実際にアプリを利用している数が追えないため、結果として売り上げに繋がりにくいです。
しかしアクティブユーザー数を追うことで、アプリ内での広告やクーポンなどの付加機能での売り上げに繋げる施策を考えることができます。
アクティブユーザー数の対象期間には日当たり、週当たり、月当たりとあります。
対象期間は、プッシュ通知の配信タイミングやコンテンツの更新頻度によって選択するとよいでしょう。
また、場合によってはリリース後に全くダウンロードされないということも考えられます。
アプリのダウンロード数も参考にKPIを組み立てる必要があるため、こちらのアプリの開発・運用でよくあるトラブルの回避方法もあわせてご確認ください、
KPI②メディアアプリにおけるリテンション率
メディアアプリが追うべきKPIの2つ目は、リテンション率です。
リテンション率とは、一定の期間内にアプリを再度利用した新規ユーザーの割合のことで、「顧客維持率」を意味しています。
極端にリテンション率が低い場合、「アプリ自体に魅力を感じていない」「顧客の満足度が低い」などの可能性があり、対策を講じる必要があります。
リテンション率は、Google Analyticsのコホート分析を利用することで確認できます。
定期的に測定を行い、アプリのリテンション率を把握しておくとよいでしょう。
KPI③メディアアプリにおけるコンテンツの評価
メディアアプリが追うべきKPIの3つ目は、コンテンツの評価です。
メディアアプリを成長させるには、コンテンツ単位で評価をすることが重要です。
ここではコンテンツ評価の方法として、読了率とSNSシェア率を解説します。
読了率
読了率とは、コンテンツが最後まで読まれているかを確認するための指標です。
読了率が高いほど、コンテンツの評価も高いということになります。
読了率が低い場合、コンテンツの概要・本編やコンテンツのボリュームに問題がある可能性があり、対策を講じる必要があります。
読了率は、マーケティングツールなどの測定ツールを導入することで測定できます。
マーケティングツールの中には、単純に最後までスクロールしたかだけではなく、スクロール率と滞在時間も鑑みて計測するものもあります。
ユーザーがコンテンツ内のどの部分をどれくらいで読んでいるかまで把握することが可能です。
SNSシェア率
SNSシェア率とは、コンテンツがSNSでどのくらいシェアされたかという指標です。
SNSシェア率が高いほど、コンテンツ評価も高いことになり、シェアされることで新規ユーザーの獲得に繋がります。
ユーザーがSNSでシェアする行動原理の1つとして、「有益で価値ある情報を教えたい」という心理があります。
SNSシェア率が低い場合は、コンテンツ内容を見直す必要があると言えます。
メディアアプリのKPIはアクティブユーザー数やリテンション率を把握しコンテンツを充実させる
以上、メディアアプリが追うべき3つのKPIとして、アクティブユーザー数、リテンション率、コンテンツの評価をそれぞれ解説しました。
メディアアプリにおけるアクティブユーザー数は、事業として成立させるために重要視すべき指標です。
アクティブユーザー数を増やすためには、ユーザー離れを止めるのが大切です。
リテンション率、コンテンツの評価についても注目することでユーザー離れを止めることが可能になるでしょう。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!