Webサイトとアプリのサービスの具体的な違いとは?アプリ開発のポイントもご紹介
公開日:2020.01.27 最終更新日:2024.03.06
企業のWebサイトは用意しているが、専用のアプリを開発していないという事業者様は多いのではないでしょうか?
確かにWebサイトとアプリケーションに共通点はありますが、それぞれにないメリットやデメリットもあります。
そこで本記事では、Webサイトとアプリケーションは何が違うのか、それぞれの特徴について解説していきます。
Webサイトを持っているがアプリの開発をしていないという事業者様は、ぜひ最後までご覧ください。
Webサイトとアプリの違いとは?
Webサイトとアプリの違いは、下記の5項目に分けることができます。
Webサイトとアプリの違い
- 利用方法
- 通信速度
- 機能
- 目的
- 利用頻度
ここからは、それぞれの項目ごとの特徴を詳しく解説していきます。
なお、アプリ開発とWebサイトでは開発コストも大きく異なります。
アプリ開発のコストについては、こちらのアプリ開発にかかる費用の相場をご確認ください。
違い①Webサイトとアプリの利用方法
Webサイトはブラウザーを使ってURLにアクセスすることで閲覧可能です。
対し、アプリはアプリストアというサイトから端末へ直接ダウンロードして利用します。
特定のURLへアクセスするか、端末内にダウンロードされているアプリを起動するかという利用方法の違いがあります。
そのため、Webサイトの閲覧は常にインターネット環境が必要ですが、アプリの場合はダウンロード時のみインターネット環境が必須で、ものによってはオフライン環境でも一部の機能が使える場合もあります。
違い②Webサイトとアプリの通信速度
Webサイトは都度、アクセスするたびにサーバーとの通信で文字や画像などすべてのデータを1から読み込んで端末に表示します。
しかしアプリは最初の段階で画面のレイアウトや一部の文字情報などのデータをあらかじめダウンロードしているため、2回目以降の起動でサーバーとの通信を要するのは一部の更新データのみです。
Webサイトは常に通信する必要があるため画面の表示スピードは通信速度に依存しますが、アプリは通信量が比較的少ないため通信速度も速い傾向があります。
違い③Webサイトとアプリの機能
アプリは、ユーザーの画面に情報を表示できる『プッシュ通知』機能をはじめ、ユーザーと企業側がコミュニケーションをとれるような機能やユーザーの満足度を上げられるさまざまな機能を搭載することができます。
近年はWebサイトでもポップアップの通知や位置情報の取得など、アプリに近い機能をつけることも可能ですが、アプリの場合は端末上でより直感的に利便性を感じられる機能をつけられます。
違い④Webサイトとアプリの目的
Webサイトは、基本的に情報の配信といった観点で利用されます。
企業の情報やサービス内容などを提示し、企業がどのようなことを行っているのかを伝えることが目的です。
アプリケーションは、商品の購入やサービスの申し込みなどユーザーが能動的に使うことを前提として開発されています。
さまざまなWebサービスと連携することで、商品の購入や会員登録など、最終的なコンバージョンへとユーザーを誘導することを目的とします。
Webサイトの目的は情報の発信、アプリの目的はユーザーの特定の行動への誘導が目的といえます。
自社のWebサービスをアプリに反映したいとお考えの方はWebサービスを反映した自社アプリを開発する3つのメリットをあわせてご覧ください。
違い⑤Webサイトとアプリの利用頻度
2018年12月に日本国内の18才以上の男女を対象に行われた調査によると、ユーザーは1日あたりにスマホを利用する平均時間3時間のうち、8割以上の時間をアプリ操作に費やしています。Webサイトの4倍もの時間、アプリに触れているということです。
参照:MarkeZineニュース“スマホ利用は約8割が「アプリ」から/「ほぼ毎日利用するアプリ」は8個【ニールセン デジタル調査】”
しかし、利用頻度が低いからといってWebサイトが必要ないというわけではありません。
アプリのように自分でダウンロードをする必要がなく、ブラウザからアクセスできるWebサイトは、比較的新規の層を中心に幅広いユーザーに情報を届けるのに適しています。
Webサイトとアプリを併用することで、より大きな効果を発揮できるでしょう。
Webサイトとアプリは、仕組みや目的が大きく異なる
以上、Webサイトとアプリの違いについて解説してきました。
基本的に情報の閲覧を目的とするWebサイトは開発コストも安く、ネット通信ができる環境下であればすぐに見ることができます。
対してアプリは、開発コストはかかりますが、搭載機能によってはWebサイトよりも提供できるサービスが多くなります。
Webサイトの内容をそのままアプリに流用することで、開発コストを抑えることも可能なため、開発の際は業者との相談が重要になります。
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Webサイトだけでなくアプリを開発して購入意欲の高い顧客を集めたい事業者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!