
学習・教育アプリの開発前に決めておきたい2つのこと
公開日:2019.10.28 最終更新日:2021.08.11
MMD研究所による2019年の調査では、9割以上の中高生が勉強時にスマホを利用しているという結果が出ています。
また昨今では学校側で学習用タブレット端末を貸与するケースもあり、専用アプリも多く配信されています。
そこで本記事では、学習・教育アプリの開発を専門業者に依頼する際に抑えるべき2つのポイントを紹介していきます。
学習アプリのリリースを考えている教育業界の方は、ぜひ最後までご覧ください。
参照:MMD研究所 “2019年5月 中高生の勉強時におけるスマートフォン利用実態調査”
ポイント①アプリで学習するターゲット層を定める
学習・教育アプリと一口に言っても、アプリを使って学習するターゲット層は幅広く存在します。
学習・教育アプリのメリットは、勉強へのハードルを下げてモチベーションを上げてくれる効果があります。
そのため、対象を間違えてミスマッチな機能やサービスを搭載してしまうと、余計に勉強へのハードルが高くなってしまうリスクがあります。
自社で学習アプリを開発しようとする際、どのような人に向けてサービスを提供するのかをしっかり定めておくようにしましょう。
学習・教育系アプリの内容とターゲットの例
- 簡単なパズル……幼稚園児
- 掛け算の問題……小学2年生
- 大学入試のサポート……高校3年生~浪人生
- ビジネス用語の学習……就活生・新社会人
ターゲットによって、アプリ内の文章で使用する漢字の割合や振り仮名、言葉遣いなども大きく異なります。
まずは対象年齢と、アプリで学習できる内容を大まかに決めましょう!
ターゲットによってアプリのUI/UXを考えよう
アプリを構成する上で欠かせないUIおよびUXというものをご存じでしょうか?
ざっくり言うと、UI(ユーザーインターフェース)とはデザインやレイアウトといったアプリの外観のこと。
UX(ユーザーエクスペリエンス)とは、フォントの可読性や導線のわかりやすさ、アプリを通したサービス品質などの、アプリを通してユーザーが得られる使いやすさ・心地良さのことです。
学習・教育系アプリの開発では特に、ターゲットの勉強への意欲を向上させるための工夫が必要です。
使いやすさはもちろん、デザイン面でも人が惹かれるような工夫をしましょう。
例えば、ビジネスの勉強をしたい人向けのアプリではシンプルでスタイリッシュなUIが好まれる傾向があります。
しかし、子供向けの知育アプリの場合、子供が飽きてしまわないように色彩豊かで動きがあるUIで開発したほうが適切です。
また、小さな子供が1人で操作するものを想定しているのであれば、文字を極力少なくしイラストや記号で誘導するなど、アプリに初めて触れる子供でも直感的に楽しめるようなUXが良いでしょう。
教育アプリはターゲット層が幅広いため、開発依頼の際は対応年代に合わせたUI/UXを意識しましょう。
ポイント②アプリのタイプは「学習型」or「サポート型」?
学習・教育アプリは、アプリそのもので学習ができるタイプのアプリと、勉強のサポートを目的としたアプリの2つに大きく分けられます。
学習型教育アプリの特徴
- 勉強する分野に特化した内容が多い
- ターゲットの学習範囲の問題集のような内容
- 予習・復習に役立つ機能の搭載
サポート型教育アプリの特徴
- 勉強のモチベーションを保つためのアプリ
- 勉強時間の測定や、他のアプリの利用制限機能など
上記のように、学習型アプリとサポート型アプリでは機能や内容が大きく異なります。
アプリ開発を依頼する時には、どちらのタイプで作成するかを決めておきましょう。
なお、学習アプリを含むアプリ開発にかかる費用については、こちらのアプリ開発の外注にかかる費用相場をご確認ください。
教育系アプリは、ターゲットや目的により開発内容が異なります
今回は、学習・教育アプリの開発を依頼する際のポイントについて紹介してきました。
学習・教育アプリ開発を外注する際に決めておくべき内容がイメージできましたでしょうか。
学習アプリは、アプリを利用するターゲット層によって内容が大きく異なります。
しっかりとターゲットを定めて、対象者に向けたアプリ開発を行うことが重要です。
学習・教育アプリの開発を外部に発注する際は、ぜひ本記事を参考にしていただければと思います。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!





