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公開日:2023.12.15 最終更新日:2024.08.23
アプリケーションの開発を考えているものの、開発の流れや制作会社の選び方が具体的にイメージできないことがあるかもしれません。
目的の実現につながるアプリを開発するためには、自社が抱える課題の洗い出しや開発プロセスへの理解が必要不可欠です。
今回は、アプリ開発の流れや押さえておきたい知識、制作会社に依頼する際のポイントなどを解説していきます。
アプリケーション開発とは、PCやスマホ上で動作するソフトウェアである「アプリケーション(アプリ)」の設計・開発し、公開するまでのプロセスのことです。
数十人で開発に当たる大規模な開発から個人での小規模な開発までさまざまですが、一般的には同じような手順を踏んで行われます。
関連記事:自社アプリを作るメリット・デメリットは?開発方法ごとの費用相場も解説
アプリ開発の流れは、大きく分けて6つのステップで実施されます。
以下で詳しく説明します。
最初の工程となる「要件定義」は、これから開発するアプリの方針を決めることです。画面構成や必要な機能、運用方法などを明確化します。
依頼主とアプリ開発を担う制作会社が複数回の打ち合わせを行い、「要件定義書」を作成することが多いです。
要件定義をベースに後の工程が進められるため、アプリの完成度に大きく影響します。スムーズに要件定義を進めるためには、既存の業務フローや競合調査などを踏まえてターゲットや課題を洗い出すことが重要です。
要件定義の次の工程が「基本設計」です。「外部設計」とも呼ばれ、画面構成やデザイン、操作方法など目で確認できる部分の設計です。
アプリ画面のデザイン性や操作性に大きく関わります。
基本設計の次は「詳細設計」でシステム部分の細かい内容を設計をします。「内部設計」とも呼ばれ、システムの動作や仕様などアプリの根幹的な部分の設計です。
基本設計で決めた機能をどのように動作させていくかなどを考え、プログラマーが開発できるレベルにまで詳細に設計します。
関連記事:アプリ開発の設計手順とは?重要性と押さえておきたい基礎知識
詳細設計まで終えたら、いよいよ開発に移行します。設計内容や指示をもとに、プログラマーやエンジニアがプログラムを組んでいく工程です。
要件定義や設計がしっかりと行われていれば、大きな心配はなくプログラマーに作業を任せられます。進捗や状況が把握しにくいフェーズとなるため、定期的に制作会社と情報共有を行うと安心です。
開発したアプリは、運用前にテストが必要です。画面デザインやアプリの構図、動作が要望通りになっているか確認します。
問題点があれば、テストの時点で修正しなければいけません。ユーザーが使用することを想定し、不具合の発生がないかなど一からテストしましょう。完全に不具合がないと思えるまで、慎重に確認作業を行うことが大切です。
アプリに問題がないことがわかれば、アプリを公開するリリースに移ります。
開発したアプリの種類によっては、Apple StoreやGoogle Play Storeでの公開申請・審査が必要です。審査が通過すれば、リリースが完了してユーザーが実際に使用できるようになります。
【関連記事】
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Androidのアプリ開発
アプリ開発の前には、以下の知識を押さえておくと安心です。
以下でそれぞれを詳しく説明します。
アプリには「Webアプリ」「ネイティブアプリ」「ハイブリッドアプリ」があります。
開発手順はほとんど同じですが、アプリの種類によって必要な開発環境や言語が異なります。開発したいアプリの種類を明らかにした上で開発方針を決めると、計画もスムーズです。
アプリの開発には、「ウォーターフォール開発」と「アジャイル開発」の2つの開発方法があります。
ウォーターフォール開発は上記で説明した6つの開発工程に沿って開発する方法です。アプリの全体像や計画を定め、手順通りに開発していきます。工程が進むと後戻りはできませんが、スケジュール管理がしやすい開発方法です。
アジャイル開発は、機能単位のサイクルで開発を繰り返す方法です。小さな単位で開発工程が繰り返されるため、開発途中での仕様変更や要件変更にも柔軟に対応できるメリットがあります。依頼主と制作会社側でコンタクトが取りやすく、完成後のギャップが生じにくい点も魅力です。
作るアプリが明確な場合はウォーターフォール開発、状況に応じて機能の追加など柔軟に開発したい場合はアジャイル開発がおすすめです。開発の方針に合わせて決めると、アプリ開発の失敗のリスクは減ります。
関連記事:アプリ開発のやり方とは?プラットフォーム別のツールや必要な環境も合わせて解説
アプリ開発の費用相場は開発規模やアプリの種類、エンジニアのレベルなどさまざまな要因で変動するため、一概に言えません。
50万円ほどで開発できるものや100万から2000万、またはそれ以上の広範囲にわたる値段になることもあります。以下は、費用相場の一例です。
アプリの種類 | 費用相場 |
管理ツール系 | 50万円~300万円程度 |
ゲーム系 | 300万円~1,000万円程度 |
コミュニケーションツール | 100万円~500万円程度 |
同じ種類のアプリでも、装備する機能や構成によって大きな差が生まれるでしょう。
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アプリ開発にかかる期間は、開発規模や搭載する機能により変動します。
一般的には4~6ヶ月で開発が終わることが多いです。一方、簡単な機能だけのアプリであれば、最短1ヶ月程度で終わることもあります。
関連記事:アプリ開発にかかる期間はどのくらい?手法別の目安も解説
アプリ開発を制作会社に依頼する際の選ぶポイントは、以下の4つです。
以下で詳しく解説します。
アプリ制作会社は、開発したいアプリに似た実績がある制作会社を選びましょう。制作会社によっても、強みのある分野や未経験の分野があるためです。
例えば、ネイティブアプリの実績が豊富な会社やゲームアプリの開発が得意な会社などさまざまな特徴があります。制作会社のHPやパンフレットで開発実績が掲載されていることが多いため、実績を確認しましょう。
制作会社のサポート範囲も、依頼する際に押さえておきたいポイントです。特に自社に専門知識のあるスタッフが在籍していない場合、アプリ開発後の不具合対応などアフターフォローが必要となります。
いつまで・どの範囲まで・いくらで対応してもらえるか明確にし、自社に合ったサポートを受けられる制作会社が望ましいでしょう。
自社の要望に沿った企画はもちろん、新しいアイデアを出してくれるような提案力も制作会社を選ぶ上で重要なポイントです。
打ち合わせの時には漠然としたイメージでも、プロ目線で潜在的なニーズを引き出しながら具現化できると、予想以上のアプリを開発できるかもしれません。丁寧なヒアリングを実施している制作会社がおすすめです。
アプリの開発費用は開発規模や機能などで大幅に変わるため、見積もりは欠かせません。要望を全て組み込んだ結果、予算より跳ね上がってしまったということもあるでしょう。
価格感を明確にするためには、見積もりの内訳がわかることもポイントです。複数の制作会社から見積もりをとり、予算と照合して納得できる会社を選ぶといいでしょう。
アプリの開発の流れは、1つ1つの工程が重要です。開発には時間もコストもかかるため、適当に進めると大きなロスにつながる可能性もあります。
開発にあたってアプリの種類や開発方法があることを知り、自社に合った方法を選ぶことが大切です。
理想的なアプリを開発するためには、実績やサポート方法、見積もりなどをもとに自社の方針に合った制作会社を選びましょう。
プロフィール
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現在は、お客さま対応を担う。年間実績として、120社を超えるクライアントのSEOコンサルを担当。
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