コニカミノルタの複合機の特徴|他メーカーとの違い
公開日:2020.03.09 最終更新日:2024.05.15
「オフィスに設置する複合機を探しているけど、どのメーカーの製品がいいのかな……」
と迷っている事業者様もいらっしゃるでしょう。
そこで、今回はコニカミノルタの複合機について、代表的な機種から全般的な特徴、どんなオフィスに適しているのかまで詳しくご紹介していきます。
複合機選びでお困りの事業者様はぜひ参考にしてみてください!
コニカミノルタの複合機をリースしたいと思われた事業者様は、ぜひ複合機リースの費用相場表もあわせてチェックしてみてください。
コニカミノルタの複合機について簡単なご紹介
コニカミノルタは、2003年にコニカ株式会社とミノルタ株式会社が経営統合して誕生しました。
コニカ株式会社とミノルタ株式会社は、それぞれカメラやフィルムの生産を行ってきた会社ですが、2006年に写真フィルム・カメラ事業からの撤退を発表しています。
現在コニカミノルタでは、材料・光学・微細加工・画像の4分野に主軸を置いて製品の開発やサービスを展開中です。
複合機部門においては国内よりも海外で強く、特に東欧州でトップシェアを誇っています。
コニカミノルタの複合機の代表的な機種は、以下のとおりです。
コニカミノルタの複合機の特徴とは?
ここからは、コニカミノルタの複合機の特徴について詳しくご紹介していきます。
コニカミノルタの複合機は大きく4つの特徴を備えています。
特徴①洗練されたデザイン
コニカミノルタの複合機は、黒と白を基調にしたデザインを採用しています。
洗練されたスタイリッシュな外観は高く評価され、2007年にはグッドデザイン賞も受賞しました。
デザイン事務所や設計事務所といった、インテリアのセンスが問われる業界において、オフィスのイメージを崩すことなく設置できると評判です。
特徴②Macからの出力が可能
他のメーカーだと追加オプションとしてつける必要があるPostscript3互換ですが、コニカミノルタの複合機には標準搭載されています。
Ppstscript3互換とは、Adobeの純正品でなくともMacからの出力が可能なプリンタのことです。
つまり、コニカミノルタの複合機であれば、追加オプションを付けることなくWindowsとMacどちらからでも出力できます。
特徴③耐久性にすぐれている
コニカミノルタの複合機は、耐久性が高く長く使い続けられると評価されています。
ボディに高剛性フレームを採用していたり、紙の搬送トラブルを防止する設計になっているなど、耐久性を考慮したつくりになっています。
また、新品・中古に関わらず保守対応もしっかりしており、長期の稼動にも耐えることができます。
特徴④コストパフォーマンスが良い
コニカミノルタの複合機はジャンルトップにこだわり、標準的な機能・性能を追求しています。
メーカーと比較すると、派手さはないものの、オーソドックスな機能が過不足なく搭載されています。
無駄をそぎ落とした結果、コストパフォーマンスが良いシンプルな複合機となっています。
コニカミノルタの複合機はどんなオフィスに向いているのか?
これまで説明してきた特徴を踏まえると、コニカミノルタの複合機は以下のようなオフィスへの設置に適しているといえます。
- Macを使用する社員が多いオフィス
- デザイン性を重視したオフィス
- 複合機が故障すると業務に大きな影響が出る
- 複合機のランニングコストを削減したい
コニカミノルタ複合機の代表的な機種
ここでは、コニカミノルタ複合機の代表的な機種を紹介します。カラー複合機とモノクロ複合機を紹介しますので、自社のニーズに合った1台を探してみてください。
bizhub C360i
コニカミノルタの「bizhub C360i」は、優れた機能とデザイン性を兼ね備えたカラー複合機です。シンプルでありながらスタイリッシュな外観が特徴的で、2019年にはグッドデザイン賞も受賞しています。
操作性の良さも魅力の1つで、わかりやすいユーザーインターフェースとタッチパネル操作でオフィスワークの効率化が可能です。10.1インチの大型パネルは見やすくマルチタッチが可能なので、タブレット感覚で操作できます。
さらに耐久性や生産性の面でも高い評価を得ており、長期間の安定した運用が期待できます。また再生素材を採用したり、スリープ中の消費電力を0.5Wに抑えられるなどエコ機能を搭載している点も魅力です。
bizhub C250i
「bizhub C250i」はC360iと同様、「bizhub iシリーズ」に属する人気モデルです。C360iとの違いは印刷速度で、A4ヨコの場合でC360の36枚/分に比べ、C250iは毎分25枚の出力が可能です。多くの印刷を必要としない、中小オフィスでの活用に適しています。
本機の魅力は「bizhub iシリーズ」同様、利便性の高さにあります。連続複写速度は劣るものの、大きな画面の操作パネルや豊富な給紙方法は変わりません。またクラウド連携やMac標準対応など、機能面でも他のメーカーに劣らない点も魅力です。
元はフィルム・カメラメーカーのコニカミノルタならではの、高画質も大きな特徴の1つです。また故障時やトラブルがあっても、リモートサービスによる遠隔サポートも受けられます。
bizhub 558e
「bizhub 558e」は、多くの印刷を行うハイボリュームなオフィスに適した、高性能なA3モノクロ複合機です。モバイル通信機能が搭載されており、Konica Minolta Mobile PrintをインストールしたAndroidデバイスから選択したファイルを印刷できます。
連続複写速度はA4ヨコで毎分55枚と、シリーズの中では2番目の早さです。操作パネルは9インチの大型静電マルチタッチパネルが採用されていて、自社の用途に合わせてキーを配置できるなどユーザーインタフェースにも優れています。
またコニカミノルタ製品は全国どこでもメーカー保守契約を結べるほか、オフィスにマッチするデザイン性の高さと画質の良さが特徴です。総合的なバランスに優れた機種と言えるでしょう。
生産が終了しているコニカミノルタの複合機
ここでは、すでに生産が終了している複合機を紹介します。新品では買えませんが、中古市場ではどれも人気の機種です。状態の良い機体があれば購入を検討してはいかがでしょうか。
bizhub C3100P(2014年7月発売)
コニカミノルタの複合機「bizhub C3100P」は、高品質な印刷と使いやすさを兼ね備えた機種です。カラー印刷速度は毎分31枚、モノクロ印刷速度は毎分35枚と高速で、ビジネスシーンでの効率的な印刷に適しています。また自動両面印刷機能や最大1,150枚の給紙容量を備えており、大量の印刷にも対応可能です。
さらに、コンパクトなサイズながらも多彩な機能を搭載しています。スキャン、コピー、ファクス機能を備えているため、オフィスでの様々な業務をこれ一台でこなせます。操作パネルは見やすく直感的なUIを採用しており、誰でも簡単に使いこなせるでしょう。
残念ながら、2024年3月現在「bizhub C3100P」は生産が終了しています。しかし中古市場では、品質の良い機体を手に入れられる可能性もあります。コニカミノルタの複合機の中でも、コストパフォーマンスに優れた機種として今なお人気を博しています。
magicolor 1650EN(2009年3月発売)
「magicolor 1650EN」は、A4カラー印刷で5枚/分、モノクロ印刷で20枚/分の出力速度を備えた機種です。USB2.0とLAN接続に対応しており、ネットワーク環境でも使用できます。
印刷品質の高さと静音性が評価されているほか、コンパクトなサイズと軽量である点も好評です。コニカミノルタの多機種と同様、2008年度のグッドデザイン賞を受賞するなどデザイン性にも優れています。
2024年3月現在、生産が終了しています。しかし印刷品質とコストパフォーマンスの高さが、中古市場でも人気の機種です。
magicolor 1600W(2009年2月発売)
「magicolor 1600W」は、A4カラー印刷で毎分5枚、モノクロ印刷で毎分20枚の出力速度を誇るコンパクトな機種です。USB2.0接続に対応しており、手頃な価格設定も魅力的な製品と言えるでしょう。
ユーザーレビューでは、インクジェットプリンターと比較して詰まりの心配がなく、低コストでカラー印刷ができる点が評価されています。2008年度のグッドデザイン賞を受賞するなど、デザイン性も優れた製品です。
現在は生産が終了していますが、コンパクトなサイズとコストパフォーマンスの高さから、中古市場でも人気の機種です。
コニカミノルタの複合機は洗練されたデザインでMacとも相性抜群
いかがでしたでしょうか。
コニカミノルタの複合機は洗練されたデザインも特徴的で、Macとの相性が抜群です。
デザイン事務所や設計事務所などに設置するなら、コニカミノルタの複合機がおすすめ。
さらに、コニカミノルタの複合機は耐久性とコストパフォーマンスの面でも優れているため、長期的な利用に適しています。
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。